ビズメイツの育児休業制度を取得し「安心して育児に専念できた」当社での働き方/テックソリューショングループ リーダーインタビュー

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「育児・介護休業法」が改正され、令和4年10月1日には新たに「産後パパ育休(出生時育児休業)」制度が創設されました。その流れを受け、日本では女性に限らず男性の育児休暇取得が注目されています。、ビズメイツ株式会社では以前より性別を問わず積極的な育児休業の取得ができるように制度を設け推奨しています。

今回は、ビズメイツの育児休業制度を取得した、エンジニア部署のリーダー、G.フィリップスにインタビュー。

2019年12月からと、2022年9月から、それぞれ半年ほど当社の育児休業制度を取得した彼に、育休中の過ごし方や復帰後の仕事について聞きました。

■プロフィール

エンジニアグループ リーダー:G.フィリップス

アメリカ出身。大学のDevOpsマネージャーとして従事した後、2017年に来日し日本人女性と結婚。日本でマイクロソフトのエンジニアを経て、2019年1月にビズメイツにITエンジニアとして入社。2度の育児休業制度取得を経て現職。2児の父。

結婚を視野にアメリカから日本へ“国際転職”

——まずはフィリップスさんのこれまでの経歴を教えてください。

私はアメリカ出身で、2017年に来日しました。来日の理由は「仕事のため」と言うことが大きいものの、実は今の奥さん…当時の彼女の近くに住むために、日本でできる仕事を探したのが本当のところです。

小さい頃からアジアに興味があり、三国志や戦国時代など、漢字の名前がおもしろいなと思っていました。今、日本にいるのは運命かもしれないですね(笑)。

アメリカでは大学のITマネージャーをしていて、ビズメイツの「G Talent」のようなサービスを使って仕事を見つけました。最初は日本マイクロソフトのITエンジニアとして、技術まわりの資料の通訳などを行っていました。

——どのような経緯でビズメイツへの転職を決めたのですか?

当時はアメリカ・ヨーロッパ・中国など、多国籍な職場でチームリーダーを務めていました。しかし時差もあって、朝から深夜までなかなかの激務で…。来日した年の10月に結婚したのですが、当時は多忙で子どもを持つことまで考える余裕がありませんでした。

やはり、海外とのコミュニケーションが多くなると、朝から深夜まで働くことになってしまい、残業が多かったため、労働環境を改善して家族との時間を作りたかったんです。

そのような背景のなか、2019年1月ビズメイツに転職して、ITエンジニアとしてサービス開発に携わるようになりました。育休後の2023年4月からは、DevOpsチームのリーダーも兼任しています。

生まれてすぐの子どもの育児と成長に向き合い、パートナーのキャリア形成の助けにもなったビズメイツの育児休業制度取得期間

——ビズメイツへの転職後に育児休業制度を取得したんですよね。ご家族の反応はいかがでしたか?

子どもは二人いて、第一子は2019年12月、第二子は2022年9月に誕生しました。2回ともビズメイツの育児休業制度を取得したんです。

最初の制度を取得する際、奥さんの反応は「当然でしょ」という感じでした(笑)。

私自身が5人兄弟の長男で、小さな頃から兄弟の面倒を見ることに慣れていたので、子育てにはすぐに馴染めました。

——アメリカと日本では育休制度の違いはありますか?

意外かもしれないですがアメリカの場合、日本のような父親に対する育休制度はほとんどないんです。企業として独自に制度を設けているところもあるようですが、まだ少数であると聞いています。

日本の方がアメリカよりも法律としての整備は進んでいるので、日本で子どもが生まれて良かったです。

個人的には、産後パパ育休制度がこれからもっと広く広まっていき、日本全体としてパパ育休がもっと取りやすい環境になればいいなと思います。

——ビズメイツの育児休業制度を取得して、良かったことは何ですか?

子どもが生まれた直後の大事な時期に、子育てに向き合えたことは非常によかったですね。実は、社内でパパとしてビズメイツの育児休業制度を取得した第1号・第2号が私なんです。

今は、入れ替わりで同僚が第3号として育児休業に入りました。

最初の育休は、2019年12月から2020年6月まで。当初は4月に復帰予定だったのですが、新型コロナウイルスの影響で2ヶ月延期させてもらいました。

この時期は、保育園側からできれば家にいてほしいという要請があったので、育休があって本当に良かったです。ずっと子どもと一緒にいたので、はじめてのハイハイや離乳食にも立ち会えました。

2回目の育休は、2022年9月から2023年3月までで、4月に復帰したばかりです。

——育休制度のおかげで、お子さんの嬉しい成長の場面にも立ち会えたんですね。

はい。ちなみに、第一子の初めての言葉は「パパ」でした。ずっと一緒にいたおかげかな、と感じますね。

実はさらに、それ以外にも良いことがありました。

奥さんが介護福祉士のケアマネージャーを目指すために、大学で勉強中だったんです。私が子育てに集中できる状態になったことにより、彼女は自分の時間を確保できたと思います。

奥さんのキャリア形成にとっても、育休を取得したことは良かったと思います。

しっかりしたプランニングでスムーズな引き継ぎ・復帰が実現

——育休中、仕事のことは気になりましたか?

1、2回目ともに引き継ぎも復帰もスムーズだったので、特に仕事のことを気にすることなく休めました。

1回目の育休中は自分がまだメンバーだったこともあり、半年休んでも大丈夫でした。

2回目の育休時はチームリーダーになっていたので、緊急時の連絡こそあったものの、月に1~2回あったかどうかでしたね。

——スムーズに引き継ぎ・復帰ができたのはなぜだったと思いますか?

半年前には人事総務グループにビズメイツの育児休業制度を取得したいと報告していたので、早い段階でプロジェクトの状況を整理して、引き継ぎスケジュールを作成しました。

誰に引き継ぐかも早めに決めたことで、余裕を持ったスケジュールでスムーズに引き継ぎができたと思います。

2回目の育休時は、外部ベンダーに業務の引き継ぎをお願いしました。実はその外部ベンダーの方には、今も継続して業務をお願いしています。

そして、私と入れ替わりで育休に入った同僚の代わりに、私がDevOpsチームのリーダーも兼任する形になったので、いい形でリソースを活用できたと思います。

DevOpsの仕事は、アメリカ時代に経験しているので、昔に戻ったような感覚です。

——育休から復帰する際に、不安はありましたか?

復帰後の最初の2週間は仕事ができるか不安でしたが、すぐに慣れました。以前に比べるとやること自体は多いものの、育休前よりも今のほうが残業は少なくなったので、業務改善の効果も出ていると思います。

——2023年に入り、新しいメンバーも増えました。今のチームの雰囲気はいかがですか?

育休前のITグループは、静かに集中して仕事をしているメンバーが多くあまり会話がなかったのですが、メンバーが増えたことによって今は会話が増えました。トラブルが起きたときにすぐ会話ができる環境は、組織として強みになると思います。

家族との時間を確保するためにも、性別問わず育休の取得をおすすめします

——育休を取得してみて、メンバーに伝えたいことはありますか?

社内でも育休を取得したいと考えている人はいると思うので、モデルケースになっていればいいなと思います。日本の文化では男性は休まないほうがいいというイメージがまだあるかもしれませんが、性別を問わず育休を取得することをおすすめしたいです。

育休を取得して子どもと過ごす時間を長く持てると、子どもが生まれた直後にしか味わえない喜びを多く得られます。ビズメイツはきちんと育休を取得できる会社なので、将来的に育休を取得したいと考えている人も安心して働ける環境だと思います。

——チームリーダーとしては、今後どのような人と一緒に働きたいですか?

スキルがあるに越したことはないですが、パッションのある人と働きたいです。現時点でスキルやスピードがそれほどなくても、これから勉強する意欲のある人ですね。極めたスキルがある場合は、新しい技術を学びたい意欲のある人でしょうか。

実は育休中、育児の傍ら子どものころに好きだったファミコンを作ろうと、開発キットを買ってゲーム開発をやっていました。私のように好奇心旺盛な人と一緒に、ビズメイツのサービスを大きくしていきたいですね。

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