【新卒採用】内定〜入社までに実践的な開発スキルを習得!ビズメイツの「エンジニアインターンプログラム」
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(左から)長田さん、林さん
ビズメイツでは、エンジニア職の内定者向けにインターンプログラムを実施しています。実際にビズメイツのプロダクト開発で使用されているプログラミング言語やフレームワークを学ぶ貴重な機会となっており、「実践的なスキルが身につけられる」と参加者からも非常に好評です。
今回はこの「エンジニアインターンプログラム」について、CTOの林さんと、エンジニアの長田さんにインタビュー。インターン制度を導入している理由やプログラムの具体的な内容について詳しく聞きました。
■プロフィール
CTO:林 哲也
1997年に外資系ソフトウェア会社に新卒入社し、日本市場立ち上げに携わる。その後、Webアクセス解析クラウドサービスベンダーで開発部長に就任。2010年にローコード開発プラットフォーム製品を手がけるIT企業に入社し、2015年から代表取締役を8年間務めた。2023年9月よりビズメイツ株式会社にCTOとして参画。
IT本部 ランゲージソリューション 開発グループ:長田 泰輝
情報学部でプログラミングやコンピューターサイエンスを学ぶ中で、エンジニア志望に。2024年4月にビズメイツに新卒入社し「Bizmates」や「Zipan」の開発プロジェクトや社内システムの開発プロジェクトを経験。エンジニアインターンでは内定者のサポートを担当している。
手を動かし、質問しながら学ぶことがスキルアップの近道
——まずは林さんにお聞きします。開発部門で内定者向けのインターン制度を取り入れている理由について聞かせてください。
林:
当社のエンジニアインターンプログラムには、大きく分けて2つの目的があります。
1つめは「相互理解を深めること」です。内定から入社日までの数ヶ月間にわたるインターン期間で、内定者の皆さんと継続してコミュニケーションを取り、これから共に働く仲間としての関係をしっかりと構築していきたいと考えています。
先輩社員や同期との交流を通じて「入社後の自分がどのような環境で働くのか」というリアルなイメージを掴んでもらいたいですね。
2つめは「入社後に“即戦力”となれるように、基礎的な技術スキルを高める機会を提供すること」です。
私たちは新卒社員であっても、入社後なるべく早く開発に参加して、力を発揮してもらいたいと考えています。そのためには事前に「実際の開発で必要な技術」を習得しておくことが欠かせません。
先輩のサポートを受けながら、業務で使用する言語やフレームワークを学べるインターン期間を設けることで、スムーズに実務に入れると考えています。
——インターン生はどのような課題に取り組んでいるのですか?
林:
「MySQL、PHP/Laravel、JS/Vue.jsによるデータベースを使ったWebアプリケーションを作る」という課題に取り組んでもらっています。
「期間内に1つのアプリケーションを完成させる」という課題は全員共通ですが「どんなアプリを作るか」は1人ひとりと相談しながら決めていますね。それぞれのプログラミング経験や使ったことのある言語には差がありますし、内定時期によってインターン期間も異なりますから。
課題をカスタマイズする上では、最初にインターン生自身から「どんなアプリをどのように作りたいか」という希望を出してもらっています。その内容を元に、私とサポート担当の長田さんが、一緒に詳細設計を検討します。
「何を作るか」が決まったら、ゴールに向けた開発計画を決め、目安となるスケジュールを組んでから実際のプログラミングをスタートします。
その後は、週1〜2回のオンラインミーティングで定期的に進捗を報告。わからないことがあれば、その都度長田さんに相談しながら、予定期日までの完成を目指す、というのが大きな流れです。
このエンジニアインターンプログラムはオンラインでもオフラインでも参加可能です。毎回オフィスに出社している人も、地方からオンラインで参加している人もいますね。定例のオンラインミーティングで「他の参加者はどんなアプリケーションを開発しているか」も分かるので、インターン生同士もお互いに刺激を受けながら取り組んでいるようです。
——課題の設計から完成まで、しっかりサポートが受けられるんですね。書籍や動画での事前学習ではなく、先輩に相談しながら成果物を完成させる「実習」形式で学ぶことには、どういった価値があるのでしょうか?
林:
プログラミングのスキルは、1人で書籍を読んだり動画を見たりするだけではなかなか身につかないんです。
実際に手を動かし、わからないことが出てきたら、まずは自分で調べてトライする。それでも難しければ、不明点について先輩に質問して、解決していく。この「反転学習」が最も効果的で、スキルアップのスピードが速いと考えています。
インターン経験を通じて得た学びを、後輩たちに繋いでいく
——インターン生のサポートを担当している長田さんにもお聞きします。長田さんも新卒社員で、1年前にはこのプログラムの参加者でしたよね。インターンでの経験は、入社後にどのように活かされたのでしょうか?
長田:
まず、入社前の段階で、技術力がかなり向上したという手応えがありました。実際に開発で使われる技術を使った開発課題に取り組んでいたため、入社後すぐに実務に入れたことが嬉しかったですね。
インターンのおかげで、既に開発グループの先輩や同期と面識があったことも、職場環境にスピーディに馴染めた理由だと思います。
——現在、インターン生をサポートする上で心がけていることはありますか?
長田:
インターン生からの相談内容としては「プログラムが思い通りに動かない」「調べてみたがわからないところがある」など、エラーの解決方法に関する質問が多いので、その都度、具体的なアドバイスをしています。
ただ、それだけではなく、自分自身の経験を振り返り「何が学べたら嬉しかっただろうか?」と考えながら接するようにしています。課題に関する質問以外にも、ビズメイツのサービスや部署に関することなど、聞いてみたいことは色々あると思うので。遠慮せずに何でも相談してほしいですね。
とはいえ、先輩に話しかけることに勇気がいる人もいると思いますから、定例のオンラインミーティングでは気軽な雑談をする時間も大切にしています。
先日は地方出身のインターン生に「引っ越してくるなら、この街が住みやすいよ!」と東京でのひとり暮らし情報を共有して、盛り上がりました。コミュニケーションの取りやすい空気を作っていくことは意識していますね。
さらに、課題に取り組む際のモチベーションが高まるように「インターンで学んだことが、入社後どのように役立ったか」の実体験を伝えるなど、声のかけ方も工夫しています。
——インターンの「参加者」の立場から「サポート担当」になったことで、新たな気づきはありましたか?
長田:
自分の言葉でシステム開発の仕組みや流れをインターン生に説明し、課題の解決をサポートする立場になって、初めて気づかされることも多々ありましたね。特に実感しているのが「理由」や「背景」の理解と、それを言語化するスキルの重要性です。
「なぜこのシステムはこのように作るのがいいのか」「この部分はどうしてこうするべきなのか」ということを深く理解していなければ、インターン生からの質問にも対応できないんです。
サポート担当になり、後輩たちに説明やアドバイスをしていく機会が増えたことで「言語化スキル」も鍛えられて、自分自身の成長にもつながっていると思います。
これから、共にMissionに挑戦していく仲間として
——最後に、学生の皆さんへのメッセージをお願いします。
林:
学生時代は、自分のスキルアップに向けて勉強に打ち込む時期ですよね。そこでスキルが身についてきたときこそ「自分の能力を、実際の仕事に活かしたい」という思いが芽生えるのではないかと思います。
この思いはエンジニアのモチベーションとしてとても大切なものですから、インターンプログラムにおいても「身についた力を活かして、人の役に立つものを作りたい」と願う気持ちを育んでいけたら嬉しいですね。
当社に新卒エンジニアとして入社する方々には、まずは基礎的な技術力をしっかり高めながら、Missionに挑戦する仲間として一歩ずつ成長していってもらえたらと思います。
長田:
本当にそうですね!私も「これから一緒に働く仲間」として、後輩たちを歓迎したいと思っています。
エンジニアインターンは、技術面のみならず、仕事に取り組むマインドセットや「開発チームが大切にしている価値観」を知る機会でもあります。しっかりサポートしていきますので、安心して参加してください!