ビズメイツを「次のステージ」へ。長年英語教育に携わってきた経験を活かし、事業拡大に貢献したい/シニアスペシャリストインタビュー
オンラインビジネス英会話「Bizmates」をはじめ、ビジネスパーソンの活躍を広く支援するサービスを提供しているビズメイツ。
今回は、ビズメイツの今後の事業拡大に向けて奮闘中のシニアスペシャリスト、橋本さんにインタビューしました。
大手英会話スクールでの講師・法人営業や、法人向けのオンライン英語研修プログラムの運営など、豊富な経験を活かして活躍中の橋本さんは、なぜ新たな挑戦の場としてビズメイツを選んだのでしょうか? これまでのキャリアと現在の仕事、そして今後の目標について聞きました。
■プロフィール
ランゲージソリューション事業部 営業グループ シニアスペシャリスト/企業研修マネージャー:橋本 恭仁人
アメリカで育ち、剣道の世界選手権に出場したことをきっかけに日本の大学へ留学。卒業後は大手英会話スクールに入社し、講師からキャリアをスタートした。17年勤めた後、法人向けの英語研修プログラムをオンラインで提供する外資系企業へ転職。その後、アメリカに本社を持つソフトウェア企業に移り、日本のクライアントサポート部門のマネージャーを務めた。2024年9月にビズメイツ入社。
「橋本さんにしかできない仕事」の言葉が転職のきっかけに
——橋本さんのこれまでの経歴について教えてください。
アメリカで生まれ育った私が日本でキャリアを築くことになったきっかけは、7歳から始めた「剣道」でした。18歳で全米代表として世界選手権に出場し、敢闘賞を獲得したことから、奨学金を得て日本へ留学したんです。学生時代は剣道一筋でした。
大学卒業後に日本で働こうと考えたものの、当時の私は日本語があまり流暢ではありませんでした。そこで「英語が活かせる仕事をしよう」と考え、大手英会話スクールに就職。講師としてキャリアをスタートしました。
やがて他の講師を指導する立場になり、マネージャー、エリアマネージャーとステップアップしていくことに。17年間勤めたこの会社では、法人営業も経験し、日本で働く社会人としてのスキルを磨いていきました。
その後、法人向け英語研修プログラムをオンラインで提供する外資系企業に転職し、eラーニングの知見を広げました。そちらで2年ほど勤めた後に「異なる分野も経験してみよう」と考えて挑戦したのが前職です。アメリカに本社を置くソフトウェア会社で働き、日本でのクライアントサービス部門のマネージャーを務めていました。
——前職こそ分野は異なりますが、これまで長年、英語教育に携わってこられたんですね。ビズメイツへの転職のきっかけについても聞かせてください。
きっかけは、1社目の大手英会話スクールで一緒に働いていた仲間がビズメイツで働いていて「ぜひ力を貸してほしい」と声をかけてくれたことでした。
「橋本さんにしかできない仕事だと思う」と言われて興味が湧いてきて(笑)、詳しく聞いてみると、とてもおもしろそうだったんです。教材開発、英語・日本語でのプレゼンテーション、営業活動の支援、研修やセミナーの実施といった幅広い業務内容に携われると聞いて、「自分の得意分野を活かせそうだ」と思いました。
ちょうど「もう一度、英語教育という領域で自分の力を発揮してみたい」と感じていたタイミングでもあったんですよね。前職で教育業界を離れて、まったく違う業界を経験したことで「人の成長を見守り、頑張っている人を応援する」教育の仕事が大好きな自分を再発見していたんです。
営業活動を支援し、より良いサービスの提供を追求する
——現在担当している業務について、教えてください。
現在はランゲージソリューション事業部 営業グループに所属し、法人向けの営業活動を支援しています。
業務内容は多岐にわたっていますが、「Bizmates」をご利用中のクライアントや、導入検討中のクライアントに「最適な形」でサービスを活用いただけるように、提案を企業ごとにカスタマイズしていく部分に携わることが多いですね。営業担当とともにクライアントの悩みやニーズをヒアリングし、解決策を一緒に考えています。
また、並行して教材開発にも携わっています。
——クライアントに「Bizmates」を活用していただくために、具体的にはどのような提案を行っているのでしょうか?
現在、力を入れているのが「Bizmates」の受講意欲を高めるセミナーのご提案です。
私自身が講師となり、「Bizmates」を受講している方に向けて、さまざまなテーマのセミナーを企画・実施しています。これまでに「異文化コミュニケーション」「モチベーションの引き上げ方」「英語学習法」などのテーマでセミナーを開催してきました。
こうしたセミナーを通じて「Bizmates」を活用した効果的な学習法をお伝えする中で、受講者のモチベーションを上げ、サービスへの満足度の向上につなげていくことが目的です。
——英語教育のスペシャリストとして営業を支援するという「橋本さんにしかできない仕事」にチャレンジしてみて、どんなことを感じましたか?
難しい仕事だと感じることも多々ありますが、そこがおもしろさでもあると思っています。
私のポジションは「営業の現場から出た意見」と「ビズメイツの経営方針」を照らし合わせ、バランスを取りながら、顧客満足を追求する役割を担っています。
「こんなニーズがあるので、クライアントにこういう提案がしたい」という営業の声はもちろん大切ですが、すべての要望をそのまま実現しているわけではありません。「ビズメイツとして、どのようなサービスを提供すべきか」という視点で考えることも大切です。
あらゆる角度から「どんな提案なら実現可能か」「どうすればお客様に満足していただけるか」の検討が求められますから、決して簡単な仕事ではないと感じています。しかし、だからこそやりがいが大きく、日々楽しんで仕事に取り組めているのだと思います!
——実際に働いてみて、ビズメイツの組織や事業の特色について感じたことを教えてください。
今のビズメイツは「次のステージ」に向かって社員全員で前進しているフェーズだと感じています。そんな会社らしく、新しい挑戦に対して高い意欲を持った若手社員が多いところに、組織としての将来性を感じますね。さまざまなバックグラウンドを持つメンバーと一緒に働ける環境に、私自身も刺激を受けています。
また実際に働き始めてから、「Bizmates」のサービスとしての質の高さを改めて実感しました。
「Bizmates」はコンテンツが豊富で、教材のレベルも細かく設定されています。ビジネス経験のある講師が揃っている点、受講者が気軽に予約できるシステム、費用対効果の高さなども好評で、今後さらに発展していく大きな可能性を秘めたプロダクトだと感じています。
すべての人へのリスペクトを忘れず、仲間たちと協働していきたい
——今後の目標について教えてください。
これまでの経験を活かしてサービスを拡張し、今後の着実な事業成長に貢献していきたいと考えています。まずは「Bizmates」を、国内でトップシェアを誇るサービスへと成長させたいですね。
そのためには「Bizmates」を進化させ続けていく必要があります。私が現在担当している営業支援や教材開発の業務に加えて、今後は新規サービスの立ち上げに関わる機会も増えてくるでしょう。
その際には、自発的にアイデアを発信するとともに「周囲との意見交換」も意識して行動したいですね。多くのメンバーの意見を取り入れながら「人の成長につながる」新しいサービスづくりができたらと考えています。
——「周囲の意見を尊重すること」を大切にされているのですね。
そうですね。私は以前から、仕事をする上で最も大切なのは「人と人との関わり」だと信じてきました。一つひとつの意見の大切さには、ポジションも入社年次も関係ないと思うんですよね。どんな人にも、その人にしかない素晴らしい経験や価値観があるはずですから。良いサービスは、お互いの意見を尊重して対話することから生まれるのではないでしょうか。
これからもすべての人へのリスペクトを忘れず、目の前の仕事をコツコツと積み重ねて、しっかり成果を出していきたいです。