「Bizmates Coaching」で、より効果的な英語学習を。学びを支えるサービスのさらなる発展に向けて/コーチングスペシャリストインタビュー
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ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」を提供するビズメイツでは、レッスンを受講する方々の継続的な学習の支援にも取り組んでいます。2021年からは、専任コンサルタントが受講生1人ひとりに最適な学習内容を提案し、目標達成に向けて伴走するオンライン英語コーチングサービス「Bizmates Coaching」を開始しました。
今回は、この「Bizmates Coaching」の拡大に向けて、コンサルタントの育成・サポートに注力しているコーチンググループの森さんにインタビュー。
英会話レッスンの学習効果を最大化する「コーチング」のスペシャリストとして活躍中の森さんに、これまでのキャリアや現在の業務について聞きました。
■プロフィール
ランゲージソリューション事業本部 コーチンググループ スペシャリスト:森 めぐみ
新卒入社したタレント事務所に1年半勤めた後、約20年間にわたり、複数の英会話スクールでティーチングとコーチングを担当。その間にはスコットランドで2年、イタリアで4年の海外生活も経験した。帰国後は再び英会話スクールで英語コーチを勤めていたが、さらなるキャリアアップを目指して、2025年1月にビズメイツに入社。
日本のビジネスパーソンを「英語教育」で支援したい

ーーまずは、森さんの経歴について教えてください。
幼少期から「他国の言葉」に興味があり、大学では英語学科に進学しました。言語を学ぶことがもともと大好きだったんです。学生時代から英語の他にも、フランス語・スペイン語・イタリア語などのラテン語系の言語も楽しみながら学んでいました。
ただ、卒業した時期がちょうど就職氷河期で、すぐに語学力を活かせる仕事に就くことはなかなか難しかったんです。そこで、知人の紹介で芸能タレント事務所に入社し、ファーストキャリアをスタートしました。
しかし「やはり語学の世界でチャレンジしたい」という思いが消えることはなく、1年半ほど勤めた後に、英会話スクールに転職。以来、20年以上にわたり、英語教育に携わっています。
複数の英会話スクールでの講師職や教務職、コーチ職を務めてきた合間には、海外生活も経験しました。スコットランドで保育スタッフとして2年ほど働いたり、イタリア語習得のために現地に留学して、そのまま4年間暮らしたり。「語学」を軸に、さまざまな経験を積み重ねてきました。
ーーそんな森さんが、ビズメイツに入社を決めた理由は何だったのでしょうか?
前職では6年ほど、英語学習コーチを務めていました。やりがいは感じていましたが、同じ業務を続けていく中で、この先のキャリアアップについて迷いも生まれていたんです。そんな時期に、スカウトのメッセージをもらって、話を聞いてみることにしました。
面談で、取締役の伊藤さんと面談した時のことは今でもよく覚えています。第一印象で「すごい人だ!」と圧倒されたんです。英語教育のプロフェッショナル中のプロフェッショナルで、同時に事業と組織の運営も担っている。こうした方と一緒に働けることが、まず魅力的だと感じました。
さらに代表の鈴木さんとの面談でビズメイツの掲げるビジョン・ミッションについての話を聞き、強く共感したことも、入社の決め手になりました。
私自身がこれまで英語講師や英語学習コーチを務めてきた中でも、「優秀な日本のビジネスパーソンのグローバルな活躍機会が増えれば、社会に大きなインパクトを与えられるはず」「英語という壁さえ乗り越えられたら、もっと活躍できる人が増えていくに違いない」という実感があったんです。
ビズメイツの「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」というミッションは、まさにその気持ちを表していると感じたんですよね。その大きな目標に向かうチャレンジに、私もぜひ加わりたいと思いました。
英語学習の効果を最大化する「コーチング」

ーー社内初の「コーチングスペシャリスト」として入社した森さんですが、具体的にはどのような業務を担当しているのですか?
私が所属しているコーチンググループでは、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」の受講生1人ひとりの英語学習をサポートする「Bizmates Coaching」のサービス拡大に取り組んでいます。
「Bizmates Coaching」は、専任のコンサルタントが伴走し、受講生の目標達成に向けて最適な学習方法をアドバイスしていくサービスです。
現在「Bizmates Coaching」のコンサルタントは約120名。全員のコンサルティングスキルを高め、「Bizmates Coaching」のサービス品質をさらに向上させていくことが、私のミッションです。
具体的な業務としては、マニュアル整備やオンラインでのコーチング研修の設計・実施が中心です。「受講生との信頼関係の築き方」や「アドバイスの仕方」などをテーマにした定期的な研修のほか、コーチングに役立つ情報の継続的な提供にも力を入れています。
また自分自身もコンサルタントとして稼働し、現場の様子を体感しながら、よりよいコーチングを追求し続けています。
さらに、法人営業グループやマーケティンググループとの協働プロジェクトにも参加することも。現在、さまざまなプロジェクトが同時進行で動いており、非常にエキサイティングな毎日を過ごしています!
ーー前職までの経験が役立っていると感じるポイントはありますか?
ティーチングとコーチングの両方を経験し、その違いを知っている点は、今の仕事に活かされているのを感じますね。
コーチングには、ティーチングとは別のスキルが求められます。ティーチングは講師から受講生に知識やノウハウを伝えて、一定の正解へと導くもの。一方、コーチングは「受講生本人」が課題を克服できるように支援するものです。
つまりコーチングは「パーソナライズ」の度合いが高いんですね。英語学習において、どのような悩みを抱えているかは人それぞれ。生活リズムや学習スタイルも、個人によって異なります。受講生の置かれている環境や感覚的な違いによって「正解」が変動するのがコーチングの特徴と言えるでしょう。
こうした特徴を踏まえて「受講生としっかりコミュニケーションを取り、個別の最適な解決方法を見出してアドバイスができる」コンサルタントの育成に取り組んでいます。
これまでの経験を推進力に、さらなるサービス拡大を

ーー最後に、今後の目標について教えてください。
この半年間、コーチンググループでは積極的にコンサルタントの採用を進めてきました。そして現在、「Bizmates Coaching」のクオリティをさらに高めていくという、次の成長に向けた重要なフェーズを迎えています。
今後は、コンサルタントへの研修や教育もこれまで以上に重要になっていくでしょう。そのため、質の高いサービスを継続して提供できるような仕組みづくりに、より一層注力していきたいと考えています。
人材の育成は決して簡単ではなく、成果が数値として現れるまでには時間もかかるかもしれません。だからこそ一歩ずつ、長期的な視点で着実に取り組んでいきたいと考えています。
まずは「コンサルタントが受講生と向き合う中で感じる迷いや悩みを、個人で抱え込まずに、チームとして解決できる」仕組みを整えていくことが当面の目標です。
コンサルタントの皆さんから「コーチングのことなら、どんなことでも森さんに相談すれば大丈夫」と思ってもらえる存在を目指していきます。
ーー素晴らしいですね!そのために、仕事の中で特に意識して取り組んでいることはありますか?
長年英語教育に携わってきた私は、受講生の満足度の向上に重要な「コンサルタントとしての振る舞い」や「サービスを継続的に利用してもらうために必要な姿勢」を培ってきました。
その知識やノウハウを分かりやすく整理して、コンサルタント1人ひとりに届けていくのが、ビズメイツにおける私の役割だと思っています。ですから「コンサルタント全員に情報を共有し、価値観や考え方を浸透させること」は、常に意識して行動していますね。
今後、質の高いコーチングによって飛躍的に英語力が高まる人が増えれば、「Bizmates Coaching」のユーザー増に繋がることはもちろん、「Bizmates」のユーザー全体にもポジティブな影響を広げられると思います。
これまでに培ってきたスキルをフルに活かして、世界で活躍できるビジネスパーソンをどんどん増やしていきたいですね。英語教育を通じて日本の国力を高める「縁の下の力持ち」になれたらと思っています。