多様な個が力を発揮し、共通のゴールを目指す。12ヵ国の社員が集うグローバルな環境だからできること/外国籍社員座談会
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(左から)湯 景慧さん・サフカ ソリさん・AYON AHMEDさん
ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」など、グローバルな活躍を目指すビジネスパーソンを支える事業を展開中のビズメイツ。
当社の特徴の1つとして「国際色豊かな職場環境」が挙げられます。さまざまな職種で海外出身者を積極的に採用しているビズメイツでは、現在多数の外国籍社員が活躍中。その出身国は12ヵ国に及びます。
今回は、中国出身の湯 景慧さん・オーストラリア出身のサフカ ソリさん・バングラデシュ出身のAYON AHMEDさんの3名にインタビュー。ビズメイツのダイバーシティ(多様性)について語り合ってもらいました。
■プロフィール
タレントソリューション事業本部 TS事業本部付 マーケター:湯 景慧(トウ ケイケイ)
中国出身。中国の外国語大学にて日本語を専攻し、大学2年次に長野大学へ編入。卒業後はフォトスタジオを起業する。出産・育休を経て、子育てをしながらMBAを取得後、小売業でマーケティング経験を積み、2023年7月にビズメイツへ入社。現在は、外国籍ITエンジニア向けの転職エージェント「G Talent」・グローバルIT人材の採用マッチングサイト「GitTap」のマーケティング全般を担当。
IT本部 アプリケーション開発グループ プロダクトマネージャー:サフカ ソリ
オーストラリア出身。大学卒業後、Web開発企業に入社。母国でWebデザイナーとして活躍後、来日し、オンライン英会話スクールの運営企業へ転職。オンラインによる語学学習のノウハウを習得し、オーストラリアへ帰国。その後は大手企業のプロダクトマネージャーとして経験を積んだ後、2023年5月にビズメイツへ入社。現在はプロダクトマネージャーとして「Bizmates」「Bizmates Coaching」「Zipan」などのサイト開発に取り組む。
タレントソリューション事業本部 エージェントグループ キャリアアドバイザー:AYON AHMED
バングラデシュ出身。日本の大学で学び、卒業後は行政書士事務所にて翻訳・通訳・コンサルを経験。その後、外国人が日本で働く際の課題を解決したいと考え、キャリアアドバイザー(CA)へと転身。外国籍求職者の転職支援に従事してきた。前職時代に以前から面識があったビズメイツ社員(バングラデシュ出身)から紹介を受けたことをきっかけに、2025年3月にビズメイツへ入社。現在は「G Talent」のCAとして活躍中。
一人ひとりが「自分らしさ」を発揮して働ける組織
ーー最初に、皆さんがビズメイツに入社して感じた「働く環境」の特色を教えてもらえますか?
トウさん:入社以来ずっと「ビズメイツらしさ」だと感じているのは、一人ひとりの社員の個性が強く、同時にその個性が尊重されていることですね。
ビズメイツには、多様なバックグラウンドを持つ社員たちが「自分らしさ」を発揮しながら、成果を出せる環境があると思います。手法は違っても、共通のゴールに向かう仲間として協力し合いながら、のびのびと働ける環境ではないでしょうか。
ソリさん:私も、多様な個性を持った仲間たちと一緒に働けて「本当によかった」と感じていますね。入社後すぐに「経営陣がダイバーシティを心から大切にしている会社だ」と気づきましたし、入社3年目の今、ますますダイバーシティが進んでいることを感じています。
トウさん:確かに、私やソリさんが入社した2023年から比べても、社員の出身国が多種多様になっていますよね。
今では12ヵ国のメンバーが集まる組織になり、仕事や雑談を通じて「この国の人はこんなふうに考えているんだな」と、価値観の違いを日常的に感じられることがおもしろいです。同じアジア出身でも国ごとにカルチャーや考え方がかなり異なるので、驚くことも多々あります(笑)。
AYONさん:私は前職で日本、韓国、中国、ロシアのメンバーと共に働いていましたが、ビズメイツはさらにグローバルな環境。ソリさんのようにオーストラリアやアメリカといった英語圏出身の方ともご一緒できるようになって、毎日とても楽しいです。
入社して改めて感じたビズメイツの特徴としては、「異文化に対するリスペクト」が当たり前のように根付いていることですね。
たとえば、私はイスラム教徒なので、勤務時間内には決まったお祈りの時間が3回あります。その時間には予定を入れないことが可能ですし、休養室(プライベートルーム)をお祈り用の部屋として利用できるんです。そのような環境で働ける日本の会社は少ないと思いますし、とてもありがたいです。
多様なカルチャーを理解しリスペクトし合う
ーー多国籍なチームで働くことの面白さについて、教えてください。
トウさん:1人では難しいことも、他の国のメンバーの力を借りて挑戦できることが楽しいですね!
たとえば、私が担当するマーケティング業務で、日本語・英語・中国語に加えてベトナム語でのプロモーションを実施したことがあります。私はベトナム語の知識がないのですが、部署内のベトナム出身の方に協力を仰いで文言確認などをサポートしていただき、無事に施策を実行できました。
こうした「多国籍なメンバーが集まる環境だからこそ可能になるチャレンジ」は多々あり、ビジネスの面でもダイバーシティが重要だと感じています。
ソリさん:多国籍チームのいいところは、多様な意見を反映できる点ですね。特に「GitTap」「G Talent」「Zipan」など、外国籍の方向けのサービスには「色々な国のメンバーが知恵を出し合える」ことの強みが活かされていると思います。
私自身も含め、さまざまな国で生まれた社員の考え方や価値観を取り入れてサービスを作ることで、プロダクトの質の向上につながっている実感があります。
多様な意見や考え方を尊重しながら開発を進めていく中で、私が特に大切にしているのは丁寧なコミュニケーション。この点でも、ビズメイツには「日本で働く仲間としてお互いを理解し合いたい」と考える方が多く、対話する文化が根付いているので、スムーズにコミュニケーションできるのが快適です。
AYONさん:私も「異なるカルチャーや価値観を持っていることを活かして、一緒に頑張ろう!」という思いが強い人たちが集まっていることが、ビズメイツの特徴だと思いますね。
質問や相談がしやすくて助かっていますし、CAにもさまざまな国の出身者がいるので、お互いに求職者の出身大学やキャリアについての情報を共有し合うことができています。
それぞれの社員が自身の経験や知識を活かしながら楽しく働ける環境だと感じています。
イベントを通じてさらに深まった「異文化理解」
ーー今年の周年イベントでは、それぞれの出身国をプレゼンテーションする機会もありましたね(※)。
※2025年の周年イベントでは、外国籍社員に故郷の文化や習慣をプレゼンしてもらったり、パーティメニューを各国の名産料理で構成したりと、社内での「異文化理解」が深まるプログラムが実施された
トウさん:中国は4人で紹介しました。とはいえ、同じ国内でも出身地が異なれば、文化や食べ物が全く異なります。その点を踏まえて、それぞれの地元の代表的な建物や食べ物を紹介しました。
ソリさん:私はオーストラリアにいる巨大蜘蛛の話をしたり、果物の話をしたり……コアラと遊んでいる様子も紹介しました。スーパーで品物を食べながら買い物をして、あとで会計する仕組みを紹介したら驚かれましたね。
AYONさん:バングラデシュは2人の社員で、国名の由来やベンガルトラ、リキシャに乗る文化について紹介しました。また、来年の4月に池袋でバングラデシュのフェスティバルがあるので「一緒にいきましょう!」とアピール。皆さんと参加できたら嬉しいです。
トウさん:周年イベントでは、12ヵ国の料理が振る舞われたのも嬉しかったですね。料理もカルチャーを形成する重要な要素だと思いますし、いろいろな国の料理を味わえて良かったです。
中には初めて見る料理もあって、すごく面白かったです!パンだと思って口にしたら、実は肉だったイランの料理には驚きました!
AYONさん:モンゴル料理の麺もすごくおいしかったですね!子どもの頃のごはんを思い出す、懐かしい味でした……!
ーー最後に、ビズメイツの仕事に興味がある海外出身の方にメッセージをお願いします。
トウさん:ビズメイツは、ここ数年でダイバーシティがさらに進み、ますます外国籍社員が個性を発揮して活躍できる職場になったと感じています。日本語や英語だけでなく母国語のスキルも活かして働けますし、日本でグローバルなビジネスにチャレンジしたい人はぜひ挑戦してほしいと思います!
ソリさん:改めて、ビズメイツには非常に働きやすい環境があるということを伝えたいですね。一人ひとりの価値観やスタイルにリスペクトのある職場です。とても楽しいですよ!
AYONさん:これまでの学びや経験を活かし、日本語と英語でアウトプットしながら、さらにスキルを磨きたい人にぴったりの職場です。個人的なおすすめポイントは、オフィスが秋葉原に近いこと。にぎやかな雰囲気で楽しいですし、スカイツリーが見える環境も気に入っています!