憧れの日本で正社員のキャリアをスタート。国際色豊かなチームで自社サービスの安定運用を支える/DevOpsエンジニアインタビュー

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ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」やオンラインビジネス日本語会話「Zipan」など、グローバルな活躍を目指すビジネスパーソンを支える事業を展開中のビズメイツでは、多くの外国籍社員が活躍しています。

今回は2025年1月に入社したイラン出身のエンジニア、シャムル ラシドさんにインタビュー。DevOpsグループの一員として、各サービスの安定運用を支えるラシドさんに、これまでのキャリアや現在の仕事、今後の目標について話を聞きました。

■プロフィール

IT本部 DevOpsグループ DevOps:SHAMLOO RASHID(シャムル ラシド)

イラン出身。母国の大学ではコンピューターエンジニアリングを専攻し、PHPやMySQLなどバックエンド領域を中心に幅広く技術を学んだ。卒業後はフリーランスエンジニアとして、多様なプロジェクトを経験。技術領域を広げるため、業務外のさまざまな開発プロジェクトにも積極的に取り組んできた。2025年1月、ビズメイツに入社。

エンジニアとしての「次の一歩」を日本で踏み出す

ーーまずは、ラシドさんのこれまでのキャリアを教えてください。

子どもの頃からパソコンに親しんできたので、エンジニアの仕事に興味を持ったのはごく自然な流れでしたね。「Web開発をやってみたい」という思いを胸に、大学は工学部のコンピューターエンジニアリング学科に進学しました。

学生時代はプログラミング、AI、コンピューターアーキテクチャなど技術の基礎を広く学び、特にPHPやMySQLを使った開発のスキルを「自分の強み」にできたと思います。

卒業後は、フリーランスとしてエンジニアのキャリアをスタートしました。母国のイランでは経済状況が芳しくなかったため、国内の企業ではなく海外のクライアントから仕事を請け負う機会が多かったですね。

はじめは、得意分野のPHPやMySQLの知識やスキルを活かせる、バックエンドの開発案件を中心とした多様なプロジェクトに参画。その後は、仕事の領域を自分自身で広げていけるフリーランスの強みを活かして、徐々にフロントエンドの開発にも携わるようになりました。

経験のない領域にチャレンジすることが好きで「技術を学び続けて、エンジニアとしてステップアップしたい」という思いも強かったので、新技術のキャッチアップにも力を入れてきました。学んだことを身につけるには「実践」が大切なので、業務外にも時間をつくり、個人的な開発プロジェクトにも積極的に取り組んでいましたね。

ーーイランでフリーランスエンジニアとして活動してきたラシドさんにとって、来日してビズメイツの社員として働き始めることは、大きな変化だったのではないでしょうか?

大きな変化ではありましたが「いつか、日本で働きたい」という思いは以前から持っていたので、嬉しい変化ですね!もともと漫画やアニメ、テレビ番組などを通じて日本の文化に興味を持ち、日本語も学習していましたから。

YouTubeなどの動画を通じて、日本の街の清潔さや治安の良さにも大きな魅力を感じていたので、迷わず来日を決めました。

ーー数ある日本企業の中で、ビズメイツに入社を決めた理由を教えてください。

ビズメイツの存在を知ったのは、日本での仕事を探していた際に、グローバルIT人材の採用マッチングサイト「GitTap」を使っていたことがきっかけでした。そこから「Bizmates」や「Zipan」にも興味が広がり「グローバルに活躍したい人の可能性を広げていくサービスに携わりたい」と思うようになったんです。

私自身のキャリアアップの面でも、ビズメイツで働くことは大きなプラスになると思いました。

私がフリーランスとして参画してきたプロジェクトは、その多くが数ヶ月単位で終わるものでした。社員として自社が展開するサービスの開発・運用に深くかかわることは、これまでにない経験です。

ユーザーの声を反映しながら長期的にプロダクト品質を高めていく仕事を通じて、エンジニアとして幅広く知識を深められる点にも魅力を感じましたね。

「お互いの強みを活かし合う」チームの魅力

ーー入社後はDevOpsチームに配属されて、どのような役割を担っているのでしょうか?

私は「Bizmates」「Zipan」「GitTap」のデプロイ作業をメインで担当しています。そのほか、データベースの変更や不具合対応を担う場面もあります。

規模が大きなサービスの安定運用を支える仕事の責任は重大ですが、そのぶんやりがいも大きい業務です。何度もテストを重ねてリリースまでの手順を検証したり、コードの正確性を追求したりと、これまで以上にWeb開発のおもしろさを追求できています。

デプロイ作業にあたっては、システム全体の知識が必要なので、新たに学ぶべきことも多いです。今は、これまでに触れる機会が少なかったAWSの知識の習得に力を入れています。

ーーこれまでフリーランスとして個人でキャリアを築いてきたラシドさんですが、チームで働くことにはどんな魅力があると感じていますか?

チームで働き始めて改めて実感したのが「多くの学びを得られる環境」だということですね。メンバーはそれぞれに得意な領域があり、お互いに教え合う機会が多くあります。

ビズメイツには「他の人の助けになりたい」と支えてくれる優しい人が多く、気軽に質問できる環境があるので、AWSのように常に変化する技術もキャッチアップしやすく助かっています。時には私も、フロントエンド開発で培ったスキルを活かして周囲をサポートできる機会があるので、そんな時はとても嬉しいですね。

こうした「強みを活かし合う」機会を通じて、チームで働く魅力を日々感じています。仕事熱心で意欲的な仲間と一緒に働けることも、私にとって大きなモチベーションです。

また、DevOpsグループのグローバルな環境も、とても気に入っています。日本、アメリカ、中国などさまざまな国籍のメンバーが活躍していて、英語や日本語をはじめとした多言語が飛び交う環境が刺激的です。

最初は緊張して話せないこともありましたが、仕事の中でコミュニケーションを重ねるうちに、徐々に慣れてきました。私が現在話せるのは、母語のペルシア語と英語・日本語ですが、さらに他の国の言語も学びたくなっています!

技術を磨き続け、挑戦の場を広げていく

ーー社員として自社サービスに携わるようになり、エンジニアとしての意識は変化しましたか?

そうですね、変化したと思います。フリーランスとして請け負ってきた仕事では「開発の一部」を担当することが多く、全体を見る機会はあまり多くありませんでした。また、個人的な開発プロジェクトはスキルアップが目的の中心で、どんな技術を使うかに重きを置いていました。

ビズメイツのDevOpsグループでの業務は、どちらとも異なります。サービス全体を見渡しながら「ユーザー視点」を重視した開発・運用を進めていくことが求められるので、「サービスを改善し続ける」意識が高まりました。

業務の中で初めて経験する開発フローや技術に難しさを感じることもありますが、今、毎日がとても楽しいです!

ーー最後に、ラシドさんが今後思い描いているキャリアを教えてください。

まずは、ビズメイツのサービスをより良いものにしていくために少しでも貢献したいです。そのためには、バックエンドとフロントエンド両方のスキルアップが欠かせません。これからもキャッチアップを続け、フルスタックエンジニアとして活躍の場を広げられたらと思います。

そして、将来的には新サービスの開発やマネジメントなどにも取り組んでいけたら嬉しいです。

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