【社内初エンジニア交流会】部署が異なるエンジニア同士が交流し、新たなアイディアを生み出す

カテゴリ
テクノロジー 
タグ
イベント  エンジニア  オフィス 

ビズメイツ株式会社 採用情報

B!

ビズメイツではビジネスパーソン向けのオンラインビジネス英会話「Bizmates」や、外国籍エンジニアと日本企業のマッチングを行う「G Talent」などのサービスを提供しています。提供しているサービスはいずれもWebサービスで、なおかつ開発・保守・運用をすべて自社で完結しているため、多数のエンジニアが在籍しています。

しかし、日頃の業務で部署を超えたエンジニアの交流がほとんどないため、エンジニア同士の交流を深めるべく、2023年6月に初めてのエンジニア交流会を開催しました。

なんと企画・運営を担当したのは、入社3ヵ月の2人の新卒メンバー。ただその陰には、縁の下の力持ちとして2人を強力にバックアップした細見さんの存在がありました。

今回は、大学3年次からプログラミングを学び、2022年に新卒入社した細見さんに、エンジニア交流会開催の背景・準備期間中や当日の様子を聞きました。

■プロフィール
ランゲージソリューション事業部 テックソリューショングループ:細見 大揮
大学時代は国際経営学部でマーケティングを学び、3年次にプログラミングに興味を持ちエンジニアの道へ。2021年6月よりビズメイツにてインターンを経験。2022年4月に新卒として入社し、現在はBizmatesリプレイスのプロジェクトリーダーを務める。

プログラミングに触れて文系ながらエンジニアの道へ

——本題に入る前に、細見さんが文系ながらエンジニアを目指した理由を教えてもらえますか?

私はいわゆる文系で理科も数学も得意ではなく、パソコンも最低限のスキルしか身に付けていませんでした。

しかし、周囲ではプログラミングを勉強する人が増えていたので、大学3年生のときに初めてオンラインの無料ツールでプログラミングを学んでみました。

すると、自分でも驚くほど性に合っていたんです。できることが増えると成果が形として見えるため、それが面白くてどんどんのめり込んでいきました。

当初はプログラミングは理系の人の方が得意だと思い込んでいたのですが、理系も文系も関係ないと思いましたね。

その後は、プログラミングを本格的に学ぶために半年間休学。休学中は、学んだ知識を活かすためにオリジナルのアプリを開発したり、業務委託としてWeb制作の案件に携わりました。

国際経営学部だったこともあり、当初は商社やコンサルティング会社でマーケティングのプロフェッショナルになろうと思っていたのですが、プログラミングを経験したことでプロダクト開発への興味が芽生えていきました。

結果、文系の学部に所属しながらエンジニアを志すことになりました。

——細見さんがビズメイツへ入社した決め手を教えてください。

会社や各プロダクトのミッションに共感したことが一番の決め手でした。

会社全体としてグローバルに活躍できる方を増やすことを目指しており、それを実現するためにオンライン英会話の「Bizmates」など各プロダクトがあるという一貫性が好印象でした。

そして、ビジネス英語を使用しながら働ける点も魅力的でした。

大学では学生の半数が留学生だったため、私は留学生の生活のサポートをするレジデントアシスタントをしており、日常的に英語を使用する機会が多かったんです。

できれば、その時に培った英語スキルを活かして働きたいと思っていました。

さらに、大学の友人でもある留学生たちは、グローバルに国内外を行き来して働きたいという志向の人が多数いました。ただ、言葉や文化が障壁になり、思い通りに就職活動が進まないケースも数多く目にしてきました。ビズメイツで働くことで、このような方々の力になれると考えたのです。

2023年度入社の新卒メンバーが主催した、初のエンジニア交流会をサポート

——6月に開催されたビズメイツ初の社内「エンジニア交流会」開催の背景と、細見さんの役割を教えてください。

ビズメイツのエンジニア組織は「ランゲージソリューション事業部」「テックソリューション事業部」「ITイノベーション推進室」の3つの部署に分かれています。

タレントソリューション事業部は、オフィスがあるビルも違うため、普段は接点があまり多くはありませんでした。

そのため、部署の垣根を越えた意見交換や新たなアイディアを生み出すためのきっかけ作りを目的に、私の上司である瀬川さんが交流会を発案しました。

イベントの運営については、新卒エンジニアのAbeygunawardanaさんとKimさんが主体となり企画出しから準備、当日の進行までしてもらいました。予算の決め方やイベント開催までのプロセスなど、2人がわからない部分は昨年末に入社したMickyさんと私がサポートしました。

——新卒の2人をサポートする上で、細見さんが気を付けていたことはありますか?

社会人経験も社歴も浅い2人だったので、まずはイベント開催のプロセスや社内的なルールなど、全貌を把握できるように気を付けました。

そうすることで正確に1つずつ準備を進めることができ、手戻りやスケジュールの遅延を防げると思ったからです。準備期間は1ヵ月で、正直スケジュールの余裕はありませんでしたが、イベントの全貌を把握していたため大きな問題なく進行できたかなと思います。

そのほか、イベント会場の確保などは、あえて私たちから積極的に提案することはせず、2人が主体的に動けるようにヒントを出しながら進めました。Mickyさんと私が数歩下がったスタンスでいることで、2人に自ら新しいことに挑戦してもらいたかったからです。

また、タスクが増えたときは優先順位を立てて取り組んでもらうように働きかけていました。

エンジニアならではの企画で、イベントも懇親会も大盛況

——このイベントの参加者を教えてください。

各事業部の事業部長3名と各部署のエンジニア18人です。

イベントを告知した当初はイベントについてあまり質問はなかったのですが、開催日が近づくにつれてどのようなことをするのかなど質問が増えてきたので、興味をもっていただけているんだなと嬉しく思いました。

——最初のアイスブレイクでは、エンジニアならではのゲームをしたと伺いました。

はい、他社で盛り上がったと聞いて「HTTPステータスコード百人一首」を取り入れてみました。せっかく社内のエンジニアが一堂に集まるので、エンジニアの知識に特化したゲームをしたかったんです。

ルールは、読み手がステータスコード(注1)の説明をして、聞き手がエラー番号(注2)の書かれた札を選ぶという百人一首になぞらえたものです。

(注1)Webサーバーの処理結果を表す3桁の数字のこと
(注2)プログラムでエラーが発生した際、エラーの種類や内容を表す番号のこと

エンジニアメンバーの約8割が外国籍のため、ルールを説明する前にバラバラに置かれた札を400番台のエラー、500番台のエラーというように番号順に札を並べ変えているメンバーもいて。「百人一首とは何か」の説明から必要だったのは想定外でした(笑)

——ほかにはどのようなコンテンツがあったのでしょうか?

メインコンテンツは、社内で取り入れたい技術についてプレゼンテーションする「Lightning Talks」です。事前に、事業部混合の3チームに分かれてプレゼンテーション資料を用意してもらいました。

交流会自体が初めてだったため、部署をまたいでコミュニケーションを取ることを目的に、日頃交流が浅いメンバーを同じグループにするよう意識しました。

その結果、交流会前の準備期間中を含めてこれまでなかったコミュニケーションや繋がりが生まれていました。

また、審査員だった各事業部長からの総評では、業務や実体験に沿ったものがあるとより良いのではとアドバイスをいただいたため、次回開催時の参考にしたいと思います。

——交流会の後は懇親会も開催されたんですよね。

はい、交流会の後に軽食と飲み物を用意し、懇親会を行いました。

お互いの事業部で取り組んでいることを共有したり、技術にまつわる深い話をしたりするメンバーもいて、懇親会が一番盛り上がっていましたね。

参加者からは、「Lightning Talks」の準備にもう少し時間をかけたかった、次は一歩踏み込んで導入したい技術の使用例まで発表してみたいなどの意見をいただきました。

——交流会を終えた感想を教えてください。

目的としていた「他部署のエンジニア同士がコミュニケーションを取る」良い機会になったと思います。さらに交流によって、新しいアイディアが生まれる可能性も感じたので、今後も継続的に実施していきたいと思います。

「Lightning Talks」については、今のトレンドであるChatGPTなど新技術の紹介があるのかと想像していたのですが、実際に導入してみたい技術のプレゼンテーションやディスカッションになっていたのが印象的でした。

そのなかで紹介された「Go言語」に関しては、以前から社内で注目されていたこともあり、次の技術選定の際に有力な候補として検討材料として上がると思います。

——第2回を開催する際は、どのようなコンテンツを取り入れたいですか?

いただいたアドバイスを参考に、ハッカソン形式でやってみたいですね。部署混合のチームを結成し、一定期間決められたテーマで開発をしてプレゼンテーションや審査を行う形式です。

次回は準備期間をきちんと設けて、エンジニアにとってさらに充実した時間にできればと思います。

他部署のエンジニアと意見を交換しながら開発を進める

——今回の交流会をふまえて、どのような方がビズメイツに合うと思いますか?

ビズメイツのエンジニアチームは、組織作りの真っ最中のため日々変化があります。その変化の1つとして取り入れたのが、今回のエンジニア交流会でした。

また、現在ビズメイツのサービスはリプレイス、リアーキテクチャを行っているフェーズのため、多様なアイディアを必要としています。

そのためこのような交流会も含めて、部署の垣根を越えてコミュニケーションを取りながら、技術力向上や新技術の導入をしたい方に適した職場だと思います。

他にも、英語を使用して仕事をする機会もあるため、英語スキルを活かしたい方や学びたい方、国籍を問わずグローバルな環境で働きたい方にもぴったりな会社です。ぜひご応募をお待ちしています。

 

関連記事

【24新卒エンジニア】OJT研修成果発表会を開催しました!

こんにちは、ビズメイツ人事の山部です。 24新卒のメンバーが入社してから数か月が経ちました。各メンバ...

国境を越えたワンチームのエンジニア集団が事業を推進する/ディレクターインタビュー

ビズメイツはビジネスパーソン向けのオンラインビジネス英会話「Bizmates」だけでなく、オンライン...

人×IT×グローバルの融合。ビズメイツが目指すテックソリューションカンパニーの姿/シニアエンジニアインタビュー

ビズメイツのサービスといえば、ビジネスパーソン向けのオンラインビジネス英会話サービス。これまで英会話...

フィリピンオフショア開発メンバーとの交流体験記

■プロフィール 稲葉 貴大(写真右) 北陸先端科学技術大学院大学 修士 2021年卒 ビズメイツ入社...