未経験で飛び込んだ「企業法務」働く仲間に支えられて会社と共に成長中/法務インタビュー

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ビズメイツ株式会社 採用情報

B!

ビジネスパーソン向けのオンラインビジネス英会話サービス「Bizmates」など、グローバル人材向けのキャリア支援サービスを展開しているビズメイツ。そうした複数の事業をバックオフィスから支えているのが、法務の浅沼さんです。

司法書士として勤務した後ビズメイツへ入社した浅沼さんに、現在の業務とこれから目指していきたいことについて取材しました。

■プロフィール
コーポレートデザイン本部 経営管理グループ 法務:浅沼 勇紀
大学卒業後、メーカーの関連会社に新卒入社し、経営企画部門にて分析業務を担当。その後、2020年度の司法書士試験に合格し、司法書士法人にて不動産登記業務に従事。2023年4月、ビズメイツに法務担当として入社。

司法書士法人から企業法務へ。入社の決め手はチャレンジできる環境と社員の人柄

——まずは、浅沼さんの経歴について教えてください。

大学を卒業後、メーカーの関連会社に新卒として入社しました。学生時代の経験から志望した経営企画部門に配属となり、売上データの集計・分析・報告業務をメインに担当していましたが、将来への不安や、自分自身の強みを身につけたいと考えて転職を決意。

そこで一度、自分の将来を見つめ直し「資格を取ろう」と考えました。

大学時代は経済学部だったため簿記の資格勉強をしたこともありましたが、あまり肌に合わず、公認会計士、税理士などの資格勉強をしていくのは向いていないだろうと思いました。

そのため、文系の資格で資格取得が仕事に直結し、かつ「世のため、人のため」が実現できる「司法書士」の資格を選択。

法律の知識は皆無でしたが、暗記、記憶力には自信があったため、予備校の授業をオンラインで受けながら自主学習を進めました。

奮闘した結果、平均3~5年かかると言われているなか、わずか1年で司法書士試験に合格。自分でもとても驚きましたね。

 ——そこからどのような過程を経て、ビズメイツに入社されたのでしょうか?

司法書士資格を取得し、2021年から司法書士法人にて働き始めました。最初は仕事に試験勉強の知識を大いに活かせることに非常におもしろみを感じていましたが、次第にキャリアパスについて迷いが出てきたんです。

士業の世界では最終的に独立する方がほとんど。ところが私自身は、一国一城の主になるよりも組織のなかで貢献したいタイプでした。

そのため、試験合格後の選択肢の1つでもあった企業法務として経験を積んだ方が、将来のキャリアも描きやすいのではないか。そう考えて、ビズメイツへの転職を決めました。

入社時に重視した点は「企業法務が未経験でも資格を活かしてチャレンジできる環境」「一緒に働く人や職場の雰囲気」。ビズメイツの面接では面接官同士のやり取りから社風の良さや活気を感じて、入社の決め手につながりました。

外部の弁護士と連携し、少しずつ理解を深めていった3ヶ月

——入社後の1ヶ月間は、どのようなオンボーディング期間を過ごしたのですか?

私が入社するまで社内に法務担当者がおらず、契約書の作成などは外部の法律事務所にアウトソーシングしていました。そのため、契約周りの業務を引き継ぐために、まずは過去の事例を確認することから始めましたね。

具体的には、法律事務所とのやり取りや相談内容を過去数ヶ月分遡り、確認しました。そうすることで、過去の取引実績はもちろん、チェックが入りやすい契約書の傾向やレビュー内容について把握することができるからです。

企業法務は未経験だったため、弁護士がとくに注意して見ているポイントを理解すると同時に、契約書特有の言いまわしなど、企業法務として必要なベース部分を学ぶことができました。

最初はこんな細かいところまで確認するのか…と少し戸惑いましたが、少しずつ契約書の類型ごとの留意点も分かるようになり、コツが掴めるようになっていきました。

——2ヶ月目はいかがでしたか?

1ヶ月目の業務に加えて、契約内容の確認業務も担当。最初は社内からの依頼にどのように対応すれば良いのか迷いましたが、少しずつ手応えも感じられるようになりましたね。

他部署の社員、弁護士とやり取りをするうちに、自社サービスへの理解も自然に深まりました。

 ——3ヶ月目を迎えてからは、どのように過ごしているのでしょうか?

契約書関連の問い合わせについて、8割程度は独力で対応できるようになりました。現在は弁護士との連携を続けながら、契約書の作成にもチャレンジ中です。

また月に一度、事業を進めていく上で注視する必要がある法令の改正状況についてモニタリングも行っています。その結果を社内へ展開するほか、社内のフォーマットの整備や格納場所の整理にも取り組み始めました。

今までは、どこにどの契約書があるのか分かりにくい状態だったため、社内の契約書が一元管理できるよう整理しています。

私のミッションは会社の事業が円滑に回るよう、サポートしていくことです。社内からの依頼に対応するだけでなく、フォーマットの整備や格納場所の整理のように、全社的な業務効率化・円滑化のために能動的な仕事をしていきたいと思っています。

周囲と連携しながら仕事を進めるチャレンジングな日々

——未経験で企業法務にチャレンジし、入社前後で感じたギャップなどはありましたか?

司法書士としての経験と法律の知識はありましたが、企業法務は未経験。入社前に自分で仕事内容を調べていたものの、入社するまではぼんやりとしたイメージしかありませんでした。

しかし入社後、実際に取り組んでみて、調べていた内容は「こういうことか!」と納得しました。

前職では、不動産を購入されたお客様と銀行の応接室などでお会いして登記の手続き内容を説明したり、必要書類に署名捺印をしていただくことが中心で、あとは個人での書類作成がほとんどでした。

ところが今では、社内の事業活動を支えるためにサポートする役割を担っているわけです。「多くの人と連携して仕事を進めること」が必須で、最初は慣れないやり取りに苦労しました。

例えば「法律的にNGではないけれど、事業部門としてこのままサービス提供を進めて大丈夫なのだろうか」と感じたとします。

事業を推進したい事業部に対して、企業法務の立場としてリスクを伝えることは、ある意味ブレーキをかける可能性もあります。

ただ事業や会社に貢献したい気持ちは同じため、お互いの立場や意見を理解しようと努力し続けることを常に心がけています。

 ——ビズメイツのメンバーについては、どのような印象をお持ちですか?

人事総務グループ内で法務は私だけですが、上長とフラットにやり取りをする機会も多いです。先輩方はユニークな経歴を持っていたり、尊敬できる方ばかりです。

また、どの部署の方も積極的にコミュニケーションを取ってくださるため、入社前に感じていた印象と変わりません。人間関係の良さを日々実感しています。

「攻めの姿勢」を忘れず、法務の視点から会社経営を支える

——これから新たにチャレンジしてみたいことはありますか?

私が活躍することで、法律的な疑問・懸念点はすべて社内で解決できる体制へとシフトしていきたいです。

また組織規模もこれから大きくなり、新しい取り組みも増えていくかと思います。そうなった時に「攻めの管理」ができる主体的な人材になるのが目標です。

例えば、新規プロジェクトの立ち上げの際などは、法務として会社がレールを踏み外さないように想定できるリスクを洗い出し、対応策を講じることで支えていきたいと考えています。

目標は「法律的な疑問点については、浅沼さんに聞けば解決する」と頼ってもらえる存在になること。これまで以上に社内手続きや仕組みの整備を進めていけば、会社の成長スピードにも貢献できると思っています。実務書を読んだり、セミナーに参加したり、さまざまな学びを通じてチャレンジを続けたいですね。

 ——最後に、求職者へのメッセージをお願いします。

ビズメイツは新入社員を迎える体制が充実しています。会社規模としてもほど良く、自分から「やってみたい」と手を挙げれば採用されやすい環境です。そのため個人に任される裁量も大きく、自分自身の成長スピードの速さを体感できるのではないでしょうか。

きっと、ご自身の活躍が会社の成長に貢献できている手応えを感じられると思います。

 

 

 

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