事業を通じて、社会を動かす。「ビズメイツだからこそ可能な人材サービス」を追求していきたい/タレントソリューション事業本部長インタビュー
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外国籍ITエンジニア向けの転職エージェント「G Talent」や、グローバルIT人材の採用マッチングサイト「GitTap」を展開しているビズメイツ。グローバルな活躍を目指すビジネスパーソンの成長を支援し、企業の成長にも貢献しています。
今回は、大手人材会社で20年以上にわたる実績を積み重ねた後、2025年2月からビズメイツのタレントソリューション事業本部の事業本部長に就任した河合さんにインタビュー。
「ビズメイツのMVVへの強い共感」から入社を決めた河合さんに、これまでのキャリアや大切にしている考え方、そして事業の未来について聞きました。
■プロフィール
タレントソリューション事業本部 事業本部長:河合 賢太郎
大学時代はイギリスに1年間、アメリカに1年間留学。卒業後は「今しかできない経験を積もう」と考え、オーストラリアへ渡る。その後、日本に帰国し、第二新卒として外資系人材会社に入社。営業担当から支店長・エリアマネージャー・首都圏本部長とキャリアを重ねた。転職支援本部長、ITサクセスディレクター、タレントセンター事業本部長など幅広くマネジメント領域に携わる中で「より広い視野で、自分のキャリアを見つめ直したい」と考えるようになり、転職を決意。2025年2月よりビズメイツに入社。
人生の岐路に立つ度に「今しかできない経験」を選択
ーー河合さんの経歴について教えてください。
まずは学生時代のことからお話ししますね。私は「グローバルな視点を身につけたい」と留学制度のある大学に入学し、4年間の大学生活のうち、2年間を留学先で過ごしました。
当初、英語はほとんど話せませんでしたが、イギリスで1年、アメリカで1年ほど過ごす中で、徐々に海外生活に魅了されていって。ですから、就職活動の際には「日本の大手企業に新卒入社するか?さらに1年間海外で働くか?」と、非常に悩みました。
最終的には「今しかできない経験を大切にしよう」と決めて、オーストラリアへ渡ることに。思い切った決断でしたが、後悔したくなかったんです。
帰国後は第二新卒として外資系人材会社に入社し、20年以上勤務していました。営業としてキャリアをスタートさせ、これまでに支店長、エリアマネージャー、営業本部長、転職支援本部長、ITサクセスディレクター、タレントセンター事業本部長などを経験しています。
ーー1社で20年以上にわたる長いキャリアをお持ちだったのですね。転職を考えたきっかけは何だったのでしょうか?
前職では事業本部長も務め、順調なキャリアを築いていました。しかし人材会社で求職者の転職支援に長年携わっていたにもかかわらず、一度も転職経験がない自分のキャリアに「このままでいいのか?」という思いも抱いていたんです。「1社にとどまる人生でいいのか?新しい世界に飛び出し、視野を広げていくべきではないか?」と。
転職活動を始めた当時、「新たな環境で大きな挑戦を始めるには、これが最後のチャンスになるかもしれない」と捉えていました。学生時代と同じく「後悔したくない」という思いから転職活動に踏み切ったと言えるかもしれませんね。
Mission・Vision・Valueへの強い共感が入社の決め手に
ーーさまざまな企業がある中で、なぜビズメイツに入社しようと思ったのでしょうか?
実はもともと、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」のユーザーで、大ファンだったんです。社会人になってからも英語学習を続ける中で「Bizmates」に出会い、これまでに受けたレッスンは500回以上。その運営元であるビズメイツのタレントソリューション事業本部の存在を転職活動の中で知り、興味を引かれました。
そこでコーポレートサイトを確認してみたところ「Mission・Vision・Value(MVV)」がとても魅力的だったんです。
特にMissionの「もっと多くのビジネスパーソンが世界で活躍するために」には、強く共感しました。なぜなら、まさに私自身が思い描いていた「未来の社会のあるべき姿そのもの」だったからです。
グローバル人材の転職支援事業を展開するタレントソリューション事業本部が、まだまだ発展途上にあることや、同時に今後の事業拡大を担う重要な部署であることにも惹かれましたね。
その部署の責任者を務めるということは、自分自身の価値を発揮できるまたとないチャンスだと感じ、入社を決断しました。
ーービズメイツのMVVに強く共感したということは、河合さんご自身の組織運営の方針や業務姿勢と重なる部分も大きかったのでしょうか?
はい。Valueの「成長し続ける」「建設的に対話する」「新しい価値を生み出す」も、これまでの組織づくりで私が大切にしてきた姿勢と完全に一致していました。
私には、15年以上前に初めて管理職に昇格して以来、個人的な組織運営のVisionとしてずっと掲げてきたことがあります。一部をご紹介すると…
・目指すのは社員、クライアント、求職者の全員が満足する「TRIPLE WIN」
・目標実現に向けて、必須なのは「誰もが気持ちよく働ける環境」
・その大前提として、お互いへの「感謝」や「思いやり」を忘れず、常に対話しあうチームにしていく
・メリハリをつけて働き、プライベートも充実させる
・そのうえで、組織全体の目標達成への意欲を高めていく
こうしたVisionを持ち「みんなで成長し続けられる、働きがいのある組織をつくりたい。その組織で新たな価値を生み出していきたい」と常に考えてきた私にとって、ビズメイツのValueは、非常に共感できるものだったんです。
ーー現在の河合さんの担当業務について、教えてください。
現在は責任者として、事業本部全体のマネジメントを担当しています。着任後、まずはビズメイツが掲げているMVVを受け、タレントソリューション事業本部が目指すべきMission・Visionを言語化しました。
Mission「グローバルタレントと企業が成長し合える出会いを創出する」
Vision「グローバル総合人材サービスの知名度No.1を実現する」
この2点を軸に、事業本部全体を管轄し、増収増益を目指しています。
ーータレントソリューション事業本部の未来について、どのような展望を持っていますか?
タレントソリューション事業本部の今後の成長には「G Talent」「GitTap」の知名度向上が不可欠です。
ただし、不特定多数のユーザーにサービス名が認知されることをゴールとしているわけではありません。私たちが目指しているのは、グローバル人材が転職を考える際に「最初に選ばれる存在」になることです。
そのためには、小さな成功事例の積み重ねが重要になります。求職者からの「使って良かった」という支持の声が、SNSなどを通じて自然に広がっていくのが理想的です。
グローバル人材のコミュニティ内で知名度が高まれば、当然ながら利用者も増えます。利用者が増えれば、企業からの認知度も確実に向上するでしょう。そうなれば、事業成長にもつながり、まさに「TRIPLE WIN」が生まれるはずです。
そうした良い流れを起こすために、社員1人ひとりが1つひとつの案件と真摯に向き合い、持続的な事業成長を生み出せる組織づくりに挑んでいます。
グローバルな視野を持ち、意欲的に学び続ける姿勢を大切にしてほしい
ーー河合さんが考えるビズメイツのタレントソリューション事業本部の“強み”は、何ですか?
「グローバルで活躍したい人材の転職支援」という成長領域に特化し、求職者側と企業側の「双方のニーズ」を深く理解した上でサポートできる点は、ビズメイツの大きな強みです。
キャリアアドバイザーもリクルーティングアドバイザーも「グローバルに活躍したい日本人や日本で働きたい外国人が、何を求めて転職するのか」について、非常に高い解像度で理解しているため、企業側とのマッチング精度も高いと思います。積み重ねられてきたノウハウは、他社にはない優位性ではないでしょうか。
また、グローバル人材の紹介に加え、ビジネス特化型オンライン英会話「Bizmates」やオンラインビジネス日本語会話「Zipan」での語学学習サポートを組み合わせた、複合的なサービスの提供ができる点も当社ならではの強みです。この独自性をさらに高めていくことが、今後の重要な取り組みの一つだと考えています。
ーー積極的な事業拡大に向けて、これからのタレントソリューション事業本部に必要とされるのは、どのような人材だとお考えですか?
「国境を越えて活躍する人を支援する」という仕事に情熱を持ち、自ら学び続ける姿勢を大切にしながら、積極的に壁を乗り越えていくーそんな志を持つ方と、ぜひ一緒に働きたいと考えています。
日本で働く外国籍人材は増えてきたものの、積極的な採用に踏み切れずにいる企業もまだまだ多い状況です。その中で「世界から人材を受け入れる文化」を日本の社会に広げていくことも、私たちの大切な使命のひとつと捉えています。
この使命を果たすべく、タレントソリューション事業本部の一人ひとりが成長し続けられるよう、事業本部長として全力でサポートしていきたいと思います。個人の成長は、そのまま事業の成長へとつながるからです。
そして、私自身も仲間たちと一緒に学び、成長し続けたいと思っています。