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より良い経営基盤の構築に欠かせない「内部監査」の意義を、丁寧に伝えていきたい/内部監査室室長インタビュー

より良い経営基盤の構築に欠かせない「内部監査」の意義を、丁寧に伝えていきたい/内部監査室室長インタビュー

「人・グローバル・IT」をキーワードに、多くのビジネスパーソンの活躍を支援するビズメイツ。2023年に上場した当社は、さらなる事業拡大を目指してバックオフィス部門の体制強化にも取り組んでいます。

今回は、内部監査室室長を務める千葉さんにインタビュー。これまでの経験を活かして活躍する千葉さんに、内部監査の仕事への想いや、今後の展望について聞きました。

■プロフィール

内部監査室室長:千葉 観

2003年に入社した広告会社で、上場に向けた「公開準備室」に配属されたことをきっかけに、バックオフィスの道へ。JASDAQ上場を経て設立された内部監査部門に所属し、18年間勤務した。その後、培ってきたスキルを異なる環境で試そうと大手小売企業に転職し、内部監査部門立ち上げに従事。さらなる成長のチャンスを求めて、2024年1月にビズメイツへ入社。

内部監査歴約20年のエキスパートがビズメイツを選んだ理由

——まずは千葉さんの、これまでの経歴について教えてください。

私は大学卒業後、すぐには企業に就職しなかったんです。高知県庁で臨時職員をしながら、司法試験合格に向けて勉強していました。

しかし、なかなか結果が出なかったため、進路を変更。東京のアニメ制作会社で制作進行として働いた後、知人の紹介で広告業界のスタートアップ企業へ転職したのが、キャリアの転機になりました。

その広告会社で、私が配属されたのは「公開準備室」。入社した2003年に、ちょうどJASDAQ上場を目指しているフェーズだったんです。この時期に、上場申請に必要となる各種管理業務、例えば販売管理や購買管理・与信管理・生産管理といった「管理」の基礎的な知識を少しずつ身に付けていきました。

ですが、当時の私は、内部監査についてはまだまだ未熟な知識しか持ち合わせていなくて。本格的に「内部監査担当」としての業務がスタートし、必要な知識を一つひとつ習得していったのは、上場後の2004年10月に設立された内部監査室の室長に就任したタイミングからでした。

その後は内部監査一筋のキャリアを歩み、18年にわたって同企業に勤めました。

 ——長期にわたって、1つの会社で内部監査業務を極めていかれたのですね。

はい。とはいえ企業は変化していくものですから、徐々に「そろそろ次世代へバトンを渡す時期だ」と感じるようになってきたんです。そこで2022年に、大手小売企業に転職。これまで培ってきたスキルを異なる環境で試してみたいという思いもありました。

中規模の広告会社から、業界トップクラスの売り上げを誇る、従業員規模2万人の大手企業へ。その違いに戸惑うこともありましたが「本社の内部監査部門を強化する」ミッションのもと、非上場企業でしたが上場企業と同等レベルの内部監査の実現に向けて、体制構築に取り組んできました。

1年半ほど内部監査グループマネージャーとして勤めた後、「初心に立ち返り、やはり上場会社での内部監査・内部統制監査に従事したい」と考えるようになり、さらなる成長のチャンスを求めて転職したのが、ビズメイツでした。

——数ある企業の中から、転職先にビズメイツを選んだのはなぜだったのでしょうか?

理由は2つあります。1つは「前職までの経験を活かし、内部監査の体制づくりから取り組めるから」です。

ビズメイツは2023年に上場したばかり。18年間勤めた広告会社で経験した「上場後の内部監査体制構築」と共通する状況も多いはずです。実体験をもとに提言できることも多く、入社後すぐに貢献できそうだと感じました。

そして、もう1つの理由は「オンラインビジネス英会話『Bizmates』というサービス自体に親近感を覚えたから」

この思いも、同じく広告会社時代の経験がベースになっています。当時、その会社で業務提携していた法人がフィリピン セブ島の語学学校を運営していた関係で、私自身も「マンツーマンの英会話学習プログラム」を受講していたんです。

同じくフィリピンに現地子会社のBizmates Philippines, Inc.を擁するビズメイツに親近感を持ちましたし、サービスを知っていくうちに「少しずつ英語でコミュニケーションできるようになった」当時の楽しい思い出がよみがえって、ご縁を感じましたね。

改めて勉強したいとも思っていたので、福利厚生として『Bizmates』のオンラインレッスンを無料で受講できる点も魅力的だと思いました。

「○×をつける」だけでは、内部監査とは言えない

——現在の担当業務について教えてください。

内部監査業務全般に対応しています。

代表的なものでは、社内の不正防止や業務効率化に向けて適切な組織運営が行われているかをチェックする「業務監査」や、米国のSOX法に倣って導入された内部統制報告制度、いわゆる「J-SOX」に対応する「内部統制監査」。今後、個人情報保護が適切に行われているかをチェックする「プライバシーマーク監査」にも取り組む予定です。

他の上場企業と同じく、会計監査については監査法人というプロフェッショナルが評価を行いますが、それ以外の業務監査や内部統制監査は内部監査室が評価を行います。そのため、内部監査室が評価する監査に十分な品質が保てないと、経営におけるリスクを見逃してしまい、後になって会社の社会的信頼を失墜させてしまうことにもなりかねません。

内部監査の業務の全ては「経営への貢献」という最終的な目標に繋がるものですから、「責任重大な部署にいる」という強い自覚を持って、業務に取り組んでいます。

 ——ビズメイツの内部監査担当者として、どんな役割を果たしていきたいと考えていますか?

社内に広く「内部監査の意義」を伝え、その浸透によって、より強固な経営基盤を築いていきたいと思っています。

「内部統制」とは、簡単に言うと社内の「コントロール」。この「内部統制」を従業員がきちんと理解しないと会社は回りません。つまり、従業員一人ひとりに「内部統制とは何ぞや?」から、理解を深めてもらう必要があります。

そのためにも、まずは足元にある小さな課題や問題点・改善案を見つけることからコツコツと信頼を積み上げていく。そして、その中で内部監査そのものを社内に浸透・定着させていくのが私の役割だと考えています。

 ——社内において「内部監査の重要性」の認識を広げていくために、心がけていることはありますか?

現在、各部署へのヒアリングに力を入れています。対話を通じたコミュニケーションから組織課題が見えてくるケースも多いですし、個々の社員と信頼関係を構築することも、監査においては大切ですから。

業務監査で最初に確認するのは、報告書やテキストベースの資料です。しかし、記載された情報を見て○×を判断するだけでは、「監査」ではなく「検査」にしかなりません。大事なのは「その先の改善」です。

監査に入る前の段階で、普段から社員一人ひとりと良い関係が築けていれば「問題が発生した理由」まで踏み込んで、一緒に考えられます。

一方、会話したこともない担当者から監査のときにいきなりヒアリングされても、警戒してしまいますよね。それでは改善に必要な「本音」を引き出せずに終わってしまいます。だからこそ、日常の対話が大切なんです。

——普段から信頼関係を築いておくことが大事なんですね。

そうですね。そのために、もう1つ大切にしているのが、私自身がルールやスケジュールを厳守することです。

「全部署の業務を第三者的立場として評価する立場にある者だからこそ、常に誠実に、自らルールを守る姿勢を示すべし」という業務姿勢は、前々職時代に培われました。「人として信頼できる」と思ってもらうことは、皆さんに内部監査の重要性を理解していただくための第一歩。相手と真摯に向き合い、丁寧な仕事を続ける姿勢が問われていると思います。

さらに成長拡大する組織を支えていくために

——ビズメイツ入社後、新たに気づいた会社としての特徴や魅力はありましたか?

入社後に改めて、これからの事業拡大に向けての「成長の伸びしろ」を感じました。多様な経験やバックグラウンドを持つ社員が集まっている環境に、「良い影響を与え合いながらスキルアップできそうだ」と期待が高まりましたね。

会社とともに自分自身も成長できる環境は、当社の大きな魅力だと思います。

個人的には、若い方が多い環境なのが新鮮です。皆さん部署を問わず、監査体制の構築に向けて協力的なので、とても助かっています。

 ——これからが楽しみですね!最後に、今後の目標について教えてください。

社内的な「内部統制監査」は上場1年目から実施していますが、4年目には「監査法人による内部統制監査」がスタートします(※)。その際に、問題なく進めることができるよう社内体制のレベルを上げていくのが現時点での目標です。

(※新規上場会社は、上場後最初に到来する事業年度末から内部統制報告書の提出が求められるが、上場後の3年間は公認会計士による監査の免除を選択することが可能:金融商品取引法第193条の2第2項第4号)

並行して「内部監査の重要性」を発信し続け、組織文化としての定着・浸透も図っていく予定です。

監査業務は「各部署が社内規程・ルール・マニュアルに沿って業務を進めているかどうかを確認するだけ」では十分ではありません。表面的なルール準拠の確認ではなく、実際に各部署の担当者たちが適切に業務を進めていけるようにすること、つまり「運用」の部分が非常に重要なんです。

第三者的立場として、その過程における綻びや不正も含めた「エラー」を見つけ、その改善に向けて動くことにこそ、内部監査業務の本質があります。

そのためにも、丁寧に社内の意見をすくい上げていきたいですね。常に現場の実態と照らし合わせながら、働きやすい環境づくりに貢献し、組織を支えていきたいと考えています。

 


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