外国籍ITエンジニア採用を通じて、国際社会に貢献していきたい/リクルーティングアドバイザーインタビュー
ビズメイツでは、外国籍ITエンジニアの転職エージェント「G Talent」や、グローバルIT人材の採用マッチングサイト「GitTap」などを通じて、グローバルタレントと企業の成長をトータルにサポートするソリューションを提供しています。
今回は、クライアントとコミュニケーションを重ねながら、外国籍ITエンジニアとのコーディネートを行うリクルーティングアドバイザー(RA)の杉山さんにインタビュー。グローバルな環境を求めて転職した背景や、ビズメイツでの仕事の魅力について聞きました。
■プロフィール
タレントソリューション事業部 エージェントグループ リクルーティングアドバイザー:杉山 美里
大学卒業後、容器・包装資材やSP(セールスプロモーション)商品の販売を手がける専門商社に新卒入社。新規事業としてスタートしていたオーガニックブランドの展開において、営業・広報・商品開発まで幅広く担当。「より国際的な環境で、深く人と関わる仕事に挑戦したい」と希望し、2024年2月にビズメイツに入社。
偶然の出会いから始まった、新たな挑戦
——前職までの杉山さんの経歴について、教えてください。
学生時代に国際関係や国際協力について学んでいたため「卒業後はビジネスを通じて、世界に貢献できる仕事がしたい」と思い、社会課題解決型の事業を手がける専門商社に新卒で入社しました。
配属先は、カンボジアの女性活躍を支援するオーガニックコスメブランドを立ち上げたばかりの新規事業部。そのため、1年目から営業、広報、商品開発などの幅広い業務を並行して担当していました。
キャリアチェンジのきっかけは、仕事にやりがいを感じる一方で「支援できる範囲」が極めて限定的であることにもどかしさを感じるようになったことでした。
次第に「ものづくりを介した間接的な海外支援」よりも「グローバルな環境で、直接、目の前の人を支援している手応えが感じられる仕事」に挑戦したいという思いが強まり、転職を考え始めたのが2023年です。
——そこから、どのような経緯でビズメイツを知ったのでしょうか?
「自分がやってみたいことを見つめ直そう」と考えて退職したものの、その後のキャリアの展望が見えず悩んでいた時期に、タレントソリューション事業部長の小山さんと知り合ったのが転機になりました。
知り合ったきっかけは、本当に偶然でした。当時私がボランティアスタッフとして運営に関わっていたビジネス交流イベントに、小山さんが参加されていたんです。
その場で色々な方に「国際的な仕事がしたいんです」と相談していたところ「杉山さんのやりたいことは、外国籍人材の紹介事業とマッチしていると思う」と、初対面の私に丁寧に教えてくださったのが、小山さんでした。
そこで初めて、ビズメイツのタレントソリューション事業の存在を知りました。私はそれまで人材業界を転職の選択肢としてまったく考えたことがなかったので、アドバイスを受けて驚きました。「確かにビジネスを通じて国際貢献ができる仕事だ!」と目を開かれる思いでした。
——外国籍の方に向けた人材サービスや、グローバル展開をしている企業は他にも多数あります。その中でもビズメイツに入社しようと思われたのはなぜですか?
実は他社の選考も受けていたのですが、最も会社の考え方に共感でき、入社したいと感じたのがビズメイツでした。
ビズメイツの選考を受けるにあたり、さまざまな情報収集をしているときに、Mission・Vision・Valueと出会いました。中でもValueに掲げられている「成長し続ける」「建設的に対話する」という2点に強く共感しました。私自身が大切にしている価値観と一致していたんです。
前職の退職後に「国際貢献」について改めて考え、「外国籍の方の“居場所”を、日本の中に作っていく方法はないだろうか?」と思っていたことも、入社の決め手になりました。
日本国内の労働力不足は大きな社会課題ですし、ビズメイツが支援している「IT分野における外国籍人材の採用」は、今後ますます重要になるはずです。「日本で働きたい外国籍ITエンジニアの未来」に欠かせない仕事に挑戦してみたい、と思いました。
企業の成長と個人のキャリアアップの双方を支援できる喜び
——現在の担当業務について教えてください。
リクルーティングアドバイザー(RA)として、クライアントの外国籍ITエンジニア採用の支援を担当しています。
クライアントから求人内容をヒアリングし、最適な人材を提案していくのが私たちの役割です。求職者とのコミュニケーションを担当するキャリアアドバイザー(CA)と連携して、条件がマッチする企業に優秀な外国籍ITエンジニアを紹介するほか、求人票の作成や契約書の締結などもサポートしています。また、新規取引先の開拓にも取り組んでいるところです。
クライアントからはよく「人材不足だが、外国籍ITエンジニアの採用はハードルが高い」「どういった基準を設けるべきかわからない」などの声を聞いています。そのようなお悩みの一つひとつと真摯に向き合い、解決に向けて取り組んでいます。
——杉山さんが仕事を進める上で、特に心がけていることはありますか?
先方のお話をじっくりと聞くだけでなく、本音を引き出す対話ができるように意識しています。「何に困っているのか」という本質的な課題を見つけることが、RAの業務ではとても大事なんですよね。
そのためにも特に重要なのが「日常的な信頼関係の構築」だと考えて行動しています。例えば、電話やメールで頻繁にご連絡をしたり、小さなお困りごとに対しても「こうしてみたらどうでしょうか?」と積極的に提案したり。いつでも気軽に相談できるRAを目指しています。
——ビズメイツでRA職として働き始めて4ヵ月が経ちました。今、どんなことを感じていますか?
「入社してからこれまで、一度もネガティブな気持ちになったことがないくらい、とにかく仕事が楽しい」です!
今、改めて感じるのは「採用という企業の根幹に携わる私たちの仕事は、クライアントの事業や組織の成長に直結している」という責任ですね。そこに非常に大きなやりがいを感じています。
そして同時に「日本に外国籍の方の“居場所”を作りたい」という私自身の目標に、一歩一歩近づけている実感があります。企業を支えるRAの仕事が、個人のキャリアアップの支援につながっていく。その喜びとともに、高いモチベーションを持って働けています。
また、同僚の文化的背景やキャリアもさまざまで、CAの半分以上は外国籍という多様性にあふれた職場環境で働けているのも嬉しいです。グローバルな環境で働きたいという思いを持って転職したので、まさに求めていたとおりの職場に出会えて、本当に良かったと感じています。
スキルアップを継続し、将来はリーダーを目指したい
——杉山さんの今後の目標について教えてください。
当面の目標はRAとしてのスキル向上、特に「クオリティの高い提案」を追求していくことですね。現時点では、まだまだキャッチアップが必要なところも多いと感じています。
例えば、クライアントとの商談の進め方ひとつとっても、学ぶべきことがたくさんあります。ヒアリングの方法や話し方なども含め、上司から丁寧にフィードバックが受けられる環境なので、しっかり改善を続けていきたいです。また、先輩社員の方々にも協力していただいて、ロープレ練習も積み重ねています。
ITやエンジニア採用に関する専門知識を深めていくことも、今後の私の課題です。会社支給のIT関連の書籍を読み込んだり、23年新卒の野々村さんと一緒に勉強したりと、今まさに学習に力を入れているところで、今後も継続的に取り組んでいく予定です。
その先の将来としては、「後輩を育成しながら、自分自身の仕事でもしっかり成果を出せるリーダー」を目指していきたいと思っています。尊敬する先輩社員の皆さんからリーダーとしての振る舞い方を学び、私自身のこれまでの経験を後輩にも伝えられるように、成長し続けたいです。