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人×IT×グローバルの融合。ビズメイツが目指すテックソリューションカンパニーの姿/シニアエンジニアインタビュー

人×IT×グローバルの融合。ビズメイツが目指すテックソリューションカンパニーの姿/シニアエンジニアインタビュー

ビズメイツのサービスといえば、ビジネスパーソン向けのオンラインビジネス英会話サービス。これまで英会話スキルの向上は一般的に、個々のトレーナーの力量に依存している部分がありました。ビズメイツはここにITの力を加えて、トレーナーのスキルのアップ・均一化を図り、受講生の英会話スキルの上達につなげようという狙いがあります。

今回のインタビュイーは、ITイノベーション推進室でシニアエンジニアとして活躍している力徳さん。

ビズメイツに入社する前から、エンジニアとして膨大なデータと向き合ってきた彼に、ITイノベーション推進室のミッションや、オンラインビジネス英会話におけるITの活用法を聞きました。

■プロフィール
ITイノベーション推進室:力徳 正輝
2001年に大学を卒業し、複数社でデータサイエンティストやエンジニアとして経験を積む。2022年9月にビズメイツへ入社し、現職。

BtoCのデータ分析をしたくてビズメイツへ転職

——まずは、力徳さんの経歴を教えてください。

私は2001年に大学を卒業し、複数の会社でデータサイエンティストやエンジニアとして経験を積んできました。ちょうど第二次のAIブームが来たころですね。学生時代に数学・物理系を専攻していたので、プログラミングや開発ができる会社に就職しようと思い、エンジニアの道を進むことにしました。

その後も、自然言語処理やデータ分析、機械学習に関するエンジニアとしてキャリアを積んできました。

——ビズメイツへの入社理由を教えてください。

前職はBtoBやインハウスのデータ分析が中心だったのですが、BtoCの開発や分析をやりたいという気持ちがあって転職活動を始めました。

ビズメイツへの入社のきっかけは、データ分析が自然言語処理でできることです。くわえて、サブスクリプション型のビジネスモデルもこれまでとは違った経験ができるので、おもしろいと思ったことですね。

ITイノベーション推進室がビズメイツのテクノロジー活用を牽引

——ITイノベーション推進室が発足された経緯を教えてください。

ビズメイツの主要サービスは、オンライン英会話や外国籍の方を対象とした人材事業なので、直接的にITサービスを提供している企業ではありません。しかし、オンラインでサービスを提供している以上、テクノロジーを活用して他社と差別化できるようにITリテラシーを向上させる必要があると考えていました。

とはいえ、私が入社する前はサービスの開発を行っていたのが外部ベンダーだったため、ビズメイツが積極的にITと向き合っていたかというと、そうではなかったかもしれません。あくまで、ビズメイツのサービスではトレーナーと生徒が、オンラインで会話できるシステムを実装することがメインであったと聞いています。

フィリピンにオフショア拠点もありましたが、テックドリブンでサービスの向上を目指している組織とは少し異なった印象を持っていました。

そこで「テクノロジーを活用したイノベーションの創出」をより積極的に進めるために2021年2月にITイノベーション推進室の発足がなされました。

——具体的にはどのような業務を行っているのでしょうか?

ITイノベーション推進室の業務は2つあります。
1つめはR&D(Research & Development)と呼ばれる新たな攻めの開発、2つめはSRE(サイト信頼性エンジニアリング)と呼ばれる守りの開発です。

R&Dでは、最新のAI技術を使った開発も含んでいます。一方、SREでは、最先端の技術でコストと技術の最適化を図っています。

事業部ごとにエンジニアが在籍していますが、ITイノベーション推進室はそのエンジニアたちとは別に、サービス全体の向上やコストの最適化を目的として、テクノロジーをどう活用するかを考えて、実装していくチームとして日々業務を行っています。

——ITイノベーション推進室の人員構成を教えてください。

社員は私含めて3名で、インターン生が1名います。私はR&D担当で、残りの社員2名はSRE担当です。

SREの2名は冷静で、私は情熱が溢れ出るタイプなので(笑)、キャラクター的にバランスが取れている構成だと思いますね。

——他部署と連携することもあるのでしょうか?

各事業部のサービスを実装するときには、その事業部のエンジニアと折衝することがあります。仕事として接する時間は短いですが、社内のエンジニアとは席も近く、部署の垣根もありません。

今のビズメイツが抱えている課題は、IT系で推進していかなければならないことがたくさんあるのに社内エンジニアが不足していることです。早く新しい仲間に入ってきてもらいたいですね。

英会話も人材マッチングもITテクノロジーを使った新しい仕組みを作り上げる

——ITイノベーション推進室は「テクノロジーを活用したイノベーションの創出」を目的に設立されました。この点を具体的に教えていただけますか?

英会話の独学は、どうすれば上達するのかわからないという課題をずっと抱えています。つまり、個人に合った勉強方法を提案できれば、英会話の上達につながることの裏返しでもあります。

そこでAIを活用します。AIに問いかけるとどんどん答えが返ってくるので、その技術を応用してAI英語講師を開発すれば、楽しみながら英会話ができるわけです。

レッスンを重ねることで、生徒の強みだけでなく弱みもAIが分析してくれるので、個人に合った勉強法を提示できるようになります。これが、オンライン英会話におけるイノベーションの創出ですね。

——トレーナーごとに異なる勉強方法もAIによりデータ化されるということですか?

はい、これが「攻め」の開発にあたる部分です。

例えば、初心者が翻訳なしで英語を聞いても意味がわからないですよね。しかし、トレーナーの感覚的なものだけではなく、ビッグデータの裏付けとAIの分析があると、どれくらいの実力があってどういう勉強法が適切かを提示できます。

それだけでなく、習得状況のフィードバックもできるようになります。英会話の上達には抑揚やテンポなどいろいろなファクターがあり、フィードバックの項目も人それぞれです。テクノロジーを駆使することで、個々の強み弱みを明確化できると考えています。

ちなみに現在は、大量のレッスンデータを解析するプログラムを開発中です。

——ビズメイツのほかの事業にもITを活用する予定はありますか?

外国籍エンジニアと日本企業のマッチングを行っているタレントソリューション事業部では、レコメンド機能を実装させたいと思っています。

具体的にはITを活用して、求人票と履歴書・職務経歴書のマッチングの精度を高めていくイメージですね。

人材紹介でよくあるのが、エンジニアという括りだけで、本人の希望と全く違うポジションを紹介されてしまうことです。

これが起こるとエージェントの信頼度が下がってしまうので、ITを活用して適切なマッチングができるようにしたいですね。

——システムの安定化という部分ではいかがでしょうか?

これは「守り」の開発にあたる部分ですが、安定運用についても最先端の技術を取り入れています。

大企業ではセキュリティが厳重で実現できないことも、これから拡大していくサービスが多いため、ビズメイツではできることがたくさんあります。小回りが利くSREをしたいエンジニアには、満足できる環境だと思いますね。

「ビズメイツ=テックソリューションカンパニー」と認識されるのが目標

——ITイノベーション推進室で目指していることは何ですか?

ビズメイツのビジョン「グローバルタレントと企業の成長支援を担うテックソリューションカンパニー」です。

一般的な語学学習や人材紹介サービスではなく、「優秀な人材採用・育成」「グローバル化の推進」「IT活用によるイノベーション」を融合させたサービスを提供していきたいと思っています。

人材紹介を例にあげると、ビズメイツ以上にテクノロジーを活用している企業もあるため、よりハイレベルなテックソリューションカンパニーを目指していきたいです。

——最後に、どのようなエンジニアと一緒に働きたいですか?

エンジニアのなかには、守りに入る人やできることだけをやる人が一定数います。できない理由を探す人ではなく、できる方法を見つけ出そうとするチャレンジ精神のある人と一緒に働きたいですね。

また、課題を解決する方法を考えて、ゴールまで道筋を立てられる方だと、裁量と責任のある環境をおもしろく感じていただけると思います。

ビズメイツには、エンジニアがおもしろいと思うことを自らの手で開発し、サービスに落とし込める環境があります。ぜひ、ご応募お待ちしています!

 




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