事業開発経験とマーケティングスキル。2つの強みを活かしBizmatesの成長戦略を描く/営業企画マネージャーインタビュー
世界で活躍するビジネスパーソンの成長を支援するビズメイツ。オンラインビジネス英会話「Bizmates」をはじめとする複数の事業を展開し、人・グローバル・ITをキーワードにしたトータルソリューションを提供しています。
今回は、営業企画・新規事業開発の豊富な経験を活かしながらランゲージソリューション事業部で活躍している竹原さんにインタビュー。MBAを取得した後、ビズメイツのマネージャーとして、どのようにご経験を活かしながら活躍しているかを聞きました。
■プロフィール
ランゲージソリューション事業部 営業グループ 営業企画 マネージャー:竹原 悠介
大学卒業後はサービスエンジニア、営業に従事した後、広告制作会社にてプランナーを経験。在籍中にグロービス経営大学院を卒業し、その後はマーケティング企業にてブランディング・コミュニケーション、新規事業開発プロジェクトに携わる。次にスタートアップ企業にて、子育て支援に関する事業開発・パートナー企業と協業で事業を推進。2023年にビズメイツへ入社。
マーケティングのノウハウを吸収し、事業開発を経験。さらにMBA取得のために大学院へ
——これまでの経歴について、教えてください。
大学卒業後はサービスエンジニアや営業に従事した後、広告会社でプランナーとしてのキャリアを積みました。
大手企業の広告キャンペーンを担当し、マーケティングのスキルだけではなく、グラフィック、Web、プロモーションに関する知識も得られましたね。
またクリエイティブスタッフやクライアント、広告代理店など複数の関係者と連携するプロジェクトを自ら動かし、全員で目標達成を目指す、チームマネジメントの経験も積みました。
その後は「事業会社で戦略を立てるところからから成果が出るまでを一気通貫でやり遂げたい」と思い、マーケティング領域に特化したサービスを提供している事業会社に転職。B2B2C向けの販促施策やキャラクターを活用したサービスブランディング、SNSプロモーションに携わりました。
さらにマーケティングスキルを深めるうちに「次は事業を創出したい」と考え、スタートアップ企業へ転職。新規事業開発の初期メンバーとして、地域コミュニティを巻き込んだ協業に挑戦した後、2023年にビズメイツへ入社しました。
——前職に在籍していた際、グロービス経営大学院に入学された背景を教えてください。
前職のマーケティング事業に特化した事業会社では、さまざまな業種のクライアントを担当していました。しかし、会社ごとに異なる事業戦略や組織戦略を完璧に理解することができなかったからです。
その部分を完璧に理解できなければ、クライアントと認識のずれが生じてしまい、マーケティングの目的がずれてしまうのではないかと懸念がありました。そこで、MBAを取得することでより深く企業理解ができ、懸念が解消されるのではないかと考え、入学を決意したのです。
同じような課題を抱えている方々と、ケーススタディ形式や短期プロジェクトを通して議論をすることはとても充実していましたね。約3年をかけて卒業し、MBAを取得しました。
MBA取得後は経営に関する知識も得られ、クライアント理解が深まったことでコミュニケーションが以前よりもスムーズに進みました。特に、物事の原理原則から考えて戦略を立てられるようになり、今もプロジェクトを始める際に役立っています。
事業開発やマーケティングの経験を活かせる、新たな環境を求めた
——竹原さんはリファラル採用で入社されていますが、入社のきっかけは何だったのでしょうか?
これまでにマーケティング、新規事業開発、協業などさまざまな経験を積んできました。さらに、MBAを修了したことで仕事をするうえでの自信につながり、新しい環境で挑戦がしたいと思うようになったんです。
ちょうどその頃に、前職で一緒に働いていた営業ディレクターの高橋さんから「組織変革を進めているため、力を貸してほしい」との打診があり、ビズメイツの経営方針について詳しく聞きました。
そこで「競合他社にはない独自性を持っており、なおかつ質の高いプロダクトを展開しながら事業成長をしている」と理解しました。
通学型の英会話教室が多いなかで「オンラインかつビジネス英会話習得に特化し、時代のニーズにマッチした事業を展開している」こと。そして「グローバルタレントの輩出を念頭に置いたサービスを構想している」こと。この2点が、競合他社にはない独自性だと感じましたね。
私は今後、日本企業は外国籍人材との協業が増えていくと予想しています。そうなると英語スキルのある方は高く評価され、活躍できる場所が増えていきます。社会的ニーズの高まりは、ビズメイツのユーザー数を増加させるのではないか。そんな期待もありました。
社会に必要とされているプロダクトであると感じさせる将来性と成長性をビズメイツに感じ、そうした会社で自分の力が通用するかを試したい気持ちもありました。
——現在の業務内容について教えてください。
営業企画のマネージャーとして、広告出稿のプランニングや、プロモーション予算の見直し、来季の営業計画の立案など、営業活動を推進させる施策の企画・設計を主な業務としています。
また、約10名のメンバーをマネジメントしつつ、成果に繋がりやすい組織体制をつくっている最中です。
——マネージャーとして業務を進めていく上で、大切にしている価値観は何ですか?
まずは「相手の立場を理解する」ことです。どの部署も企業の成長に向けて描いているビジョンは同じですが、達成しなければならない目標は異なります。お互いの目標や立場を理解することで、協力し合いながらスムーズに業務が進められると考えています。
そして「自分なりのアウトプットをする」ことも大切にしています。与えられた情報や資料を見て満足するだけではなく、そこから得たモノを自分なりに解釈し、まとめ直すようにしているんです。そうすることで内容を深く理解でき、結果的に効率良く仕事が進められると思っています。
マネージャーとして大切にしていきたい「仕事の哲学」
——竹原さんが考える、マネージャーになるために必要なスキルは何だと思いますか?
どんな相手とでもコミュニケーションを取れるスキルだと思います。上司と部下の関係においても同じビジョンを描くためには対話が大切です。コミュニケーションを通じて信頼関係が深まれば、チームのパフォーマンスも自ずと高まっていくでしょう。
私はグロービス大学院で、もともと業務として知見のあったマーケ分野に加えて、組織・人的マネジメント・ファイナンスなどを学び、さまざまな視点から見解が述べられるようになりました。その結果、どのような相手とでもコミュニケーションが取れるようになってきたと思っています。
ビズメイツの管理職になると、グロービス大学院が提供している「eMBA研修」をオンラインで受講できる制度があります。受講することで、さまざまな観点からビジネスについてを考えられるようになり、管理職としてのスキルも格段に上がるのではないでしょうか。
——マネージャーとして、今後の目標を教えてください。
ビズメイツに入社して感じたのは、若手・中堅社員の割合のバランスが良く、イノベーションが起きやすい組織であることです。個人に任される裁量が大きく、今後の成長拡大も期待できる環境で、年齢も国籍も多様な人材が集まっています。
多様な視点からアイデアが出やすいこの環境を活かしながら、今までに得た経営学はもちろん、前職までの事業開発・マーケティングのノウハウを活かしながらメンバーが各々の能力を惜しみなく発揮できる組織をつくっていきたいですね。